またまたご無沙汰してますてへぺろ

気温30度でしたが風はとても爽やか🎐

本州はまだまだ残暑のようですが、

こちらは確実に秋の気配を感じています🍂✨

 

さて最近、北海道では、

クマによる事故のニュースが後を絶たず、

心が傷みます。

 

人間とクマの共生は、

誰もが願うところだと思うのですが‥。

 

手前味噌ですが、

一昨年、大学の講義で

ヒグマについて学ぶ機会がありました。

 

道民にとってヒグマは身近な存在ですが、

私の知らないことが多くありました。

 

ヒグマは北海道に生息する

世界で最も南に分布するヒグマです。

 

ヒグマはそもそも人間が、

北海道に住む以前の

大昔から生息していました。

 

学説では、

およそ1万~3万年前の氷河期時代に、

シベリア方面から北海道に

渡ってきたと考えられています。

 

その後、

陸続きだった海峡が海で隔てられたことで、

ヒグマがいるのは日本列島では、

北海道のみになりました。

 

ちなみに本州以南にいるのは、

ツキノワグマですよね。

 

そんなヒグマですが、

北海道の先住民族アイヌの人々にとっては、

特別な存在でした。

 

映画『ゴールデンカムイ』でも

表現されてましたが、

アイヌの人々の信仰でヒグマは、

「山の神が毛皮をまとってこの世に来た姿」

と考えられていたようです。

 

イオマンテという熊送りの儀式があります。

 

捕らえられた子グマを大切に育てて、

大人になったらこの儀式で送り返すことで、

山の神に感謝と祈りを捧げる

風習があったのです。

 

そして、その亡骸は、

肉は食料として、

毛皮は衣類や敷物、

骨や牙は道具や装飾品に利用され、

クマの命は余すところなく、

人間の生活資源として役立たれました。

 

正しく怖れるという考え方がありますが、

アイヌの人々にとってヒグマは、

まさしく「畏怖と感謝の対象」であり、

単なる恐ろしい害獣ではなく、

人間と共に生きる存在とされていたようです。

 

ですが、

近代以降は北海道の開拓が進むと共に

人とヒグマの関係は大きく変化しました。

 

開拓以降ヒグマは、

「人間社会にとって危険な存在」

となってしまいました‥。

 

けれども現代もなおヒグマは、

北海道の生態系の頂点捕食者であり、

北海道を代表する自然環境の象徴です。

 

 

 

 

 

しかしながら、

ヒグマは絶滅危惧種ではないため、

「保護」よりも、

人との共存や管理が課題になっています。

 

とはいえニュースでもあるように、

毎年、痛ましい人身被害や

深刻な農作物被害が発生しています。

 

実際、札幌でも人里にクマが出没しています。

 

気候変動による

エサ不足の影響もありますが、

ヒグマの習性として、

成獣オスは縄張りが広いため、

若いオスは追い出されるように、

人里まで移動することがあるようです。

 

ヒグマは賢い動物なので、

一度「人里にはエサがある」と学習すると、

繰り返し出没するようになってしまうのです。

 

そして人間に危害を及ぼしてしまうと、

最終的に駆除されるという

哀しい結末を迎えます‥。

 

保護か駆除か・・。

 

私達はとても難しい課題を

突き付けられていますが、

これは人間とクマとの

距離感の変化がもたらした、

現代の悲劇だとも感じられます。

 

「ヒグマが人を怖れにくくなったからだ」

とも言われますが、一方で、

「人がヒグマを怖れなくなった」ことが

要因の一つだとも思われます・・。

 

人間の安全と命が最優先だということは

十分理解できますし、

その対策に向けては、

管理体制の改善や

多くの財源が必要な事もわかります。

 

ですが、

人の命もクマの命も

どちらの命も尊いと考えるのは

綺麗ごとでしょうか・・。

 

地球の頂点に君臨している

人類の使命として、

ヒグマのみならず、

すべての動物の命を敬い、

共存して生きていこうとする意識が

現代の私達にあるのか?無いのか?

まさに問われていると感じてしまう

今日この頃です・・。

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございましたニコニコ

 

ではまたねーバイバイ