お酢とごはんを一緒に食べることで、食後の血糖値の上昇が緩やかになります。

これは、お酢の主成分「酢酸」によるもので、米酢や黒酢、リンゴ酢、ワインビネガーなど、お酢の種類を問わず、すべての食酢に共通する効果です。

超熟成されたブラックバルサミコのように、甘ったるい酢以外だったら、どんな酢(糖類無し)でもいいそうです。

 

血糖値が急上昇すると、インスリンが大量に分泌され、急激に血糖値が低下します。

このような血糖値の急激な変化を繰り返すと、血管は傷つきますし、インスリンを分泌するすい臓を酷使することになり、機能低下、または機能不全を起こす可能性があります。

血糖値スパイクを起こさせないためには、血糖値の上昇につながる糖質の吸収をゆるやかにすることが大切です。その一つの方法が、食事と一緒に食酢を摂取すること。お酢とごはんを一緒に食べることで、食後の血糖値の上昇が緩やかになります。

 

健常な女性を対象とした試験結果で、食酢約15ml(大さじ1/酢酸750mg相当)と白ごはんを摂取した方と、そうでない方を比較したところ、食後30分の血糖値上昇のピークにおいて、平均上昇率は食酢を摂らなかった人たちよりも低いという結果になりました。

 

私は15mlは多いので、目分量でほんのちょっとだけコップに酢を入れて水で薄めて飲んでいます。

許容範囲の酢ッパさで。

 

最近見ているYoutubeでフランスの生化学者の Jessie Inchauspéこの件について熱く語っておりメチャ興味深いです。

Jessie I. - Glucose Goddess | LinkedIn