ピンポ~ン
























グッドモーニング〜
ハ〜イ

ピンポ~ン
ハ〜イ
ナオコ〜
朝の7時前から繰り返される
ピンポ~ン
そして、赤ちゃん達の声
なるほど
ベビーシッター開始時間なのね
赤ちゃん達のお父さんやお母さんが、次々に赤ちゃんを預けに来る
確かにこのお部屋は玄関の真隣
壁の向こうが目に見えるように聞こえる
私達を受け入れてくれたナオコさん
彼女はお部屋の賃貸をする傍ら
ベビーシッターをする働き者でした
将来、パパが天国に行ったら、日本に近いハワイに住んで
日本の温泉地にも家を買って
行き来しながら余生を楽しむのが夢!
と言ってました
ナオコさんのご家族は
ドイツ系アメリカ人の元ジャーナリストである夫の
フレデリック(隠居生活)
双子の息子の
トム と ジェリー
末息子の
アレックス
その他、この家には3組の同居人が住んでいました。
トムは日本に数年間住んでいて、
来年には日本人のガールフレンドと結婚し、こっちに戻ってくる予定だと言ってました。
末っ子のアレックスはサリーと同じ年
とっても優しい男の子でした

翌日には、預かってもらっていた
サリーとよしこちゃんのスーツケースを取りに、車で連れて行ってくれました
さて、そろそろ大学の事を真剣に考えたい
そんな頃
サリーパパに引っ越した事を伝える為に☎
『よ!サリー!! 元気でやってるか? ちょうど良かった! 新しい奥さんの、
お前の新しいママにもなるな
三枝子さんがここに居るから話すか?
そうかそうか! ぜひ話したいか! じゃあ替わろう!』
え!? 
ま、良いか。いつかは話す時が来るんだから 
『あなたがサリーお姉ちゃんね! はじめまして~三枝子です〜
あなたはアメリカで何してるの? 大学行きたいなら、私のポケットマネーで
行かせてあげますので。
以上。では お父様に替わります。ハイ』
『おう!どうだ?新しいママは!? ハッキリしてる女性だろ?じゃあな!
よしこちゃんの面倒はキッチリ見ろよ! こっちも親御さんに頼まれてる手前、何かあったら責任問題だから! そこんとこヨロシク! ハイ、ハイ じゃあね! 』 ガチャン!
そうか
パパは再婚したんだ
もうこれからは、大学費用も気軽には頼めないな
先ずは
働こう!
自立しよう
そして、自分の力で大学行こう!
そう決意した
サリーでした
でもそろそろ
よしこちゃん
3ヶ月です
何時までいるのかな?
よしこちゃん
お母さんが心配してるよー
そろそろ
お帰りになった方が
ヨロシイのでは?
続く