続きです。



治療法、第二の選択は内科的保存療法。

内服薬でケアしながら、他の臓器や全身状態を定期的にチェックし、少しでも長く今の状態を維持していくというもの。


このどちらを選択するかは、まだ考える時間があります。
でも正直、まだ動揺が治まらず、現実を直視出来ません。


先生いわく、副腎が腫瘍化してきたのは、おそらく長くても半年前。
それほど前からあったものではないとか。

それを考えると、らんちゃんが我が家に来てからということになります。
あんなに楽しそうに過ごしていたのに、お腹の中はそんなことになっていたなんて‥。
なんだか切なくて、悲しくて.....。


ただ先生からひとつ、良い話を伺いました。

先生が診ている13歳のヨーキーちゃん。
以前にらんちゃんと同じ腫瘍が見つかりましたが、飼い主さんが内科治療を選択し、内服薬を続けながら、なんの症状もないまま今に至るそうです。


副腎腫瘍は厄介な病気だけれど、悪さをしないままのこともある。
10頭いれば、10通りのケースがあると。
つまり、良く解釈すれば、すべてが悪くなっていくわけではないということ。


これは私達にとって、希望が持てるお話でした。
らんちゃんも、そのヨーキーちゃんのようであってくれたら‥。
そう思いながら、らんちゃんと一緒に帰りました。


そして今、らんちゃん元預かりさんのトロさんから、貴重な情報をいただきました!
それはまた、続きます。


画像もなく、長文お許しください。