はじめての心療内科
かかりつけの内科で、心療内科の紹介状を書いて貰ったらしい。
そして私は家から少し遠い心療内科へ向かいました。
正直、記憶があまりない。静かな医院で、優しい香りがして、暖かい空間でした。
お医者さんは壮年の女性で、家族構成や、友だちの話、趣味の話を聞かれた後、今困っていることを尋ねられました。おいおい泣きながら「何処に行っても頭のおかしい奴と言われる」「皆と同じじゃない」「死にそうで怖い」と話した記憶があります。
しばらく抗うつ薬を飲んでみるも特に効果はなく、精神的な病気でもない、身体的な病気でもない。ならなんなのだろう。もどかしいと言うか、先の見えない闇に落ちた気分でした。
数回目の通院の時、先生に「あなたが学校に行きたくないのは間違った事じゃない。一番良いのは気楽に家にいること。」と言って貰いました。たしかにその通り。
家でのんびり映画を見るなり本を読んで、おやつを食べて、それでいいんです。
私は母親に無理して行かなくていい、と毎朝言われていたのに学校を休んではいけない「こだわり」にとらわれたままでした。
学校に行きたくなくなってから半年ほどは週に1、2回は登校していましたが、この頃はたまーに行ってみる程度でした。
そして私は遂に開き直り始めます。(とは言いつつもめちゃくちゃ毎日泣いたし自傷行為に走って母に心配を掛けまくり自死も何度も考えた)
余談ですが、心療内科の先生に言われたことで一番面白かったのは母が父親のこと(両親は離婚済)を先生に話すと「それはお父さんの方が心配ねぇ…」と真顔で言われたことです。
学校に行きづらくなってから8ヶ月、私はだいぶ諦めがついてきていました。
中学校に行けないからなんだってんだ。別に行かなくたって卒業できる。勉強は家ですればいい。もう限界なんだから家でおばあちゃんとのんびりしていればいいんだ。
ですが、開き直り始めた最中、私は本気で自死を画策し始めます。
余談
これは私の持論ですが不登校になりかけ、もしくはもう不登校になっている場合、子どもはいかに早く開き直って「学校に行けないからどうするか」を考えるかで無駄に苦しまなくて済むような気がします。
私は運が良かったですが一番子どもにとって辛いのは親が理解してくれないことだと思います。学校に行けなくて既に焦って悩んでいるのに更に親に責められたらそりゃ死にたくもなります。批判されそうな気がするけど実際そういう子は結構いるんじゃないかな。つらいよな、行かなくたって人生終わらないんだぞ、って言ってあげたいよ。
次回「大きな精神科病院を勧められる」