私の身近で、こんなに悲惨な電車の大事故が起きるとは思っていませんでした。 連日のように尼崎で起きた電車事故の新しいニュースが入って来る度、JR西日本の真実隠しに憤りを感じております。 事故車両に乗っていながら、救助などに手を貸さず出勤した2名のJR運転士。 また、連絡を受けて指示を出した上司。人の命をどう考えてるのか?怒りがこみあがります。 地元の人達や中央市場の人達までが、率先して救助に協力していたのに・・・・ 事故の原因がまるで誰かが置石をしたかのような発言したJRの幹部社員。(前の特急が通過して2分位しかないのに、そんな危険を冒すバカはいないだろう!常識で考えろ)  オーバーランを40mのところ8mと言い。(実際は80mだった)  この大惨事で大変なときに、となりの車両区(大変近い、事故現場から車だと15~20分)親睦会だかなんだか知らないけど、50人近くのJR社員の「ボーリング大会」  少しは被害を受けられた(107名死亡・461名重軽傷)人や家族の事を考えろよ!   実は、私も一年前まで、あの宝塚駅9時3分発同志社前行きの快速電車で大阪の新福島駅まで毎日通勤しておりましたので、人ごととは思えないのです。  助かった人でインタビューを受けてた人の中には見覚えのある方もおられました。と言うことは、亡くなられた方の中にも、ひょっとして顔を会わせていた方もおられたかも・・・。  今回の事故では、直接親しい友人や知人は乗り合わせていませんでしたが、やはり知人のいとこさんは亡くなられました。(間接的に聞いただけでも、可愛そうになりました。)   この事故でケガをされた方々には心よりお見舞い申し上げます。また、亡くなられました方々のご冥福をお祈り致します。  また、私を心配して電話やメールをくれた、友人・知人・親兄弟にもお礼を言います。「ご心配をおかけしました。ありがとうございました。」本当に感激して、嬉しかったです。感謝!感謝! m(_ _)m   しかし、今回の事故の最大の原因はJRの体制にあると思います。あんなに厳しくすれば新人の高見運転手も動揺して焦ってしまったのです。といって、人の大事な命を預かっているのですから許される事ではないのですが、彼のまじめな性格が裏目に出てしまった結果です。   そんなにスピードを出すこともなかったのです。5分位の遅れも、1車両分位のオーバーラン(80mは今回がMAXだけど)もあの線では日常茶飯事だったのですから・・・・  しかし、あの高見運転手が最後に非常ブレーキをかけていたからこそ、第二次の大事故にならなかったのです。   非常ブレーキをかけたから、事故現場50m先の踏み切りに特殊信号発光機が指令所より早く作動したのです。  だから、反対を走って来てた下りの特急電車の運転手が、今回の事故に気が付いて早くブレーキをかける事ができたのです。  あと5秒遅ければ、間違いなく特急電車は事故を起こした電車に突っ込んでいましたから、もっともっと大事故になっていたでしょう!(事故現場の100m手前で停車しました)  何か、亡くなられた高見運転手の例えようの無い不思議な力を感じるのは私だけでしょうか?  しかしこれで、JRの安全神話は完全に崩れ落ちましたね。   これからは、大阪に行く時は時間がかかっても阪急電車にします。