もし自分が悪いことをしていないのに、
牢獄に入れられたら、、、


遠い昔、救いの真理を信じて語ったために、
牢獄に入れられた2人の人がいました。

その人たちは牢獄の中で、
嘆くわけでもなく、ただ神様を讃える賛美をしていました。
牢獄にいる他の囚人たちは、2人の賛美に聞き入っていたと記録されています。

その時、大きな地震が起こり、
それと同時に、牢獄の扉が開き、囚人たちを繋いでいた鎖が外れました。

こうなれば、逃げるも逃げないも囚人次第。

牢獄の看守は、囚人たちが逃げ出したと思い、
その場で自殺することを決意します。
けど囚人たちは、誰一人逃げずに、その場にとどまっていたようです。

『主イエスを信じなさい、そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。』
自殺しようとしていた看守をとめた、賛美をしていた内の1人が、看守にかけた言葉です。

この時どれだけの囚人が、
真理の中へと救われたかはわからないけど、
確かなことは、囚人は誰も逃げなかったこと、
そしてそれを見ていた牢獄の看守と、その家族は、
真理の中へと救われ、
また賛美をしていた2人は、この翌日に、
上からの命令によって、牢獄から解放されたと書かれています。

地震を願ったわけでもなく、
救いが与えられることを願ったのでもなく、
ただ獄中から神様を讃える賛美をしていた2人。



『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのらのことについて感謝としなさい。』

これは神様が、私たちに望んでおられることです。
そしてこのようにも語られてもいます。

『神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。』

『喜んでいなさい』『感謝しなさい』と言われる神様を信じて、神様を求め始めるかどうかは、私たち次第です。