本場の太極拳を習得 in 北京の公園 | ゴンDのブログ

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初回の北京留学滞在記ブログにて、私が留学生活において

太極拳の師と仰ぐ王老師と公園で出会い、

どんな練習をしたりしてきたか?や

中国の公園風景や様々な事情

などをもう少し詳しく載せたいと思います。

 

 

極拳は、大学の校門を出て少し早足で歩いて、20分ほどの大きな公園の一角で、王老師の元、日によって違いますが5~7人ほどの弟子さんを抱えて、ポータブルデッキ機材で太極拳演武用の音楽をかけて練習に興じておりました。

 

 

ルチャーショックを受けたのが、そこは特に面積の広い公園ですので、いろんな活動、運動に興じる方がみえまして

①後ろ歩きでぶつかる心配がないのか?まるで目が後ろについてるかのように競歩をしてる中高年の方々。

②ユーロビートやABBAなどの曲に合わせて、自由な?ダンスで服装は皆なぜか、下はレオタード、上は思い思いの上着を着てても、重力に負けてきた豊満な体型をあらわにして揺れまくっても、全く意に介さず汗を流し笑いまくってるおばちゃん団体。

③二胡を優雅に弾く、初心者からベテランまでピンキリの素人奏者たち

 

④白髪の高齢者男女で夫婦ぽくもないのに、青空の下、フォークダンスをしてる人たち

 

⑤どうしても、何が楽しいのか?理解できなかった

バチで重りの棒を倒さないように遊んでたおばちゃん?(笑)👇

 

ただ、比較的にはやはり太極拳人口がその公園を占めてました。

 

とにかく朝から元気なエネルギーがほとばしる日本では見たことがない公園風景で

私にとっては中国公園デビュー

そんな気分でした。

 

 

 

そして中国の都市といえば、やはり皆気になるでしょう

気汚染は空気環境!

たしかに当時でも私が、マスクを毎回して車が行きかう幹線道路横の歩道を往復歩いて、現地でも演武中以外の待機はマスクをしておりまして対策しておりましたが、約2h弱でもわずか数十分マスクなしで公園にいただけでも、アパートに帰りマスクをとると、鼻の穴が真っ黒、マスクもやはり黒っぽくなっておりまして、毎回帰ったらティッシュで鼻をほじりPM2.5まみれの鼻孔をきれいに掃除したり、うがいをしたりしてマメに手入れはしておりました。

お陰様でこの留学5カ月間は肺に関する疾患は運よく一度もなかったです。

 
 
 
 
 

ここからは大事な太極拳の詳細ですが、

老師はやはりきちんとした人格と指導をしていただける方で、基本わたしの横について

手取り足取りマンツーマン指導をしていただける方でした。

指導の仕方は、やはりその一瞬一瞬の型、次にうつるときの動作がなかなか分かりづらいものなので

少しずつ今日はその演武のうちの3型まで何度も繰り返し練習、次回はここまでといった分割指導で丁寧に体に叩きこめるよう教えてもらえました。

ただ王老師は他のお弟子さんたちとの全体練習もありますので、私が来る前に一通り終えていたり、私も全体練習に途中から参加したり臨機応変でした。

 

ビデオ教本でいろんな角度からの演武動画をみましたが、はっきり言って私には見て真似ようとしても全然覚えれられませんでした。

 

 

極拳には大きく分けて陳式と楊式の2派がありまして、陳式はまだ脈々とある暗殺拳の型として

定着して武術として成り立ちますが、楊式は高齢者でもできる健康維持や増進を目的とした派でした。

わたしは、陳式の型もかっこ良く興味はありましたが、やはり習得難易度も高くまずは楊式を覚えようと

王老師に指導を受けました。

 

本場の太極拳は、やはり指先まで神経を行きわたらせないときれいな演武ができず、

王老師の何人かのお弟子さんも私に時折教えてもらえましたが画像☟のように

左の一番弟子の男性は、もう10年以上の太極拳歴とか年季が入った演武には見惚れてしまうような

素晴らしい演武を見せてくれたりしました。

さすが一番弟子の男性、どこかの武術大会で入賞してるだけの功績をもってみえるかたでした。

画像右のピンクのカンフー服が王老師です。

 
 
 

ただ半分以上の参加者の弟子の人は、やはり私のように飛び入りもいれば、短期の練習者の方もみえ

9時15分前や出勤時間帯になると、さっと着替えて荷物を抱えて、そのまま出勤の途につき

公園を後にしたりする人も多く蜘蛛の子を散らすように少なくなりました。

 

中にはまだ若い女性も他の太極拳グループなどでもみえたりしましたが、私から声をかけるような!?そんな太極拳の実力も語学力もない私には”まだまだ100年早い”ような事を言われそうで、自信がなかったので(笑)まずは太極拳をそこでしっかりある程度身に着けることを目標に真剣に練習を取り組みました。

 

学の実践勉強としても、こういう場での会話でのやり取りが、やはり私ならず日本人にありがちな、”恥ずかしくもし間違えて話したら、答えたらどうしよう・・・”という特有の不安を払しょくして、”間違えても良い、たくましく吸収していく勇気ある語学”を、つまり生きる語学を身に着けられる良い機会になりました。

現地では私の場合は、老師や他の中国人の方々との会話でどうしても不明なとこで大事だと思えば、メモとボールペンを常に持参しておりそこでお互いに筆談を交わしてなんとかのり越えてきました。

 

結局、太極拳で私が覚えてきたのが

 

 

简化24式太极拳(簡化24式太極拳)

 

杨式40式太极拳(楊式40式太極拳)

 

功夫扇(いわゆる赤い扇子を使ってやる演武太極拳)

 

 

以上套路の

本場の太極拳を

北京の公園で

習得してきました。