会話が抜群に上手に楽しくなるスキルを紹介します。
このスキルは引きこもりで未経験で営業を始めた私を営業マンに変えてくれました。
特にこのスキルを使った紹介はすさまじく、
当時の私の紹介を断る人はいませんでした。
今でも、コミュニケーションの時にはこのスキルを意識します。
これができれば他のあらゆる話法や会話スキルは不要になるくらい強力でした。
なにをやっていたかというと相手の価値観に注目して、具体性と抽象度をコントロールすることです。
価値観とは5段階あります、
よく言われるマズローの5段欲求とは別物ですよ。
【人間が大切にしている5段階の価値観】
 
1 環境
2 行動
3 能力
4 価値観
5 使命感
 
の5つです。
これをそれぞれ、具体性と抽象度を上げたり、下げたりすることでコントロールします。
具体性を上げたいときには「それってどういうこと」
抽象度を上げたいときには「なぜ、どうして」という質問をします。
使い方は会話の中で「なぜ、どうして」の質問を使い、使命感あるいは価値観のレベルのことを話してくれるようになるまで、抽象度を上げます。
そして、使命感、価値観のレベルまで来たらはじめて、そこを深堀します。
具体的に深堀するのが早すぎると、相手の言っていることが理解できなくなくります。
相手との価値観のレベルを合わせてから具体的に深堀をすることで、格段に話がしやすくなります。
多くの場合話がかみ合わないのはこの価値観のレベルが合わないからなのです。
たとえば、初めて会った人とお仕事の話を聞くときですが、
お仕事の話をするときには「それってどういうことをするんですか?」などの質問は非常に危険です。
相手が専門性の高い仕事をしていた場合、あなたにも同レベルの知識や、情報が必要になります。
そのため、お仕事の話がしたい時には、「なぜその仕事を選んだのですか?」「その仕事をするうえで大切にしていることはなんですか?」という聞き方をしてください。
これらの質問は抽象度が高いため、まったく別の仕事をしている人でも共感し、話を合わせることが出来ます。SEとパティシエなど一見無関係な仕事でも、仕事を選んだ理由が「人の役に立ちたかった人」であれば話は合います。
これが価値観のレベルを合わせるということです。
具体的に聞く質問をラダーダウン、
抽象的に聞く質問をラダーアップとと言います。
相手の価値観を理解することができれば、あなたはあらゆる人間関係において主導権を握ったといっても過言ではありません。
少し訓練は必要ですが、身に着けると、とっても簡単なラダーアップとラダーダウンは、使ってみると会話が楽しくなります。