以前に、準備を整えることで手を付けやすくする方法をお伝えいたしましたが、
今回はあなたの意識に働きかけて、そもそも「それ」をやりたくて仕方がないことに変えてしまう技です。
それが未来記憶を作るという方法です。
あなたがやりたいことはなんでしょうか?
習慣化したいことですか?
夢の達成や、願望の成就ですか?
なんでもいいです、やりたくてもできなかったことを一つ考えてみてください。
一つ決められましたか?
もし、あなたが上げた「やりたい事」が今、「続けるのが楽しい」
「このまま行けば必ず成就する」「夢の達成を確信できる」などの感情がないのであれば、
あなたはその夢をまだまだやりたいとは思っていません。
より厳密にいえば、その夢へ進むことの楽しさや価値を理解していません。
未来記憶ではそこをステップとして作ります。
今やっていることを夢に近づくための楽しい行動に変えるのです。
想像してください。
部屋を片付けられない人がいます。
この人は片付けたいとは言っていますが、いつも片付きません。
この人に足りないのは部屋を片付けるとどうなるのかというイメージに対しての喜びと期待の感情です。
それを生み出すためには例えばこう考えます。
1 部屋を片付ける
2 部屋が綺麗になる
3 人が呼べる4 いつもあこがれている芸能人が家に遊びにくる
としてください。
そうなると、部屋の片付けがあこがれの芸能人に合うための第一ステップになります。
こういった、楽しくてうれしくなる未来記憶を先に作ってしまうのです。
現実感がないようなものでも全くかまいませんが最初は信じやすいところから始めてもいいですね。
世間で才覚を発揮する人や、仕事を楽しんでいる人、勉強を苦にしていない人は、しばしば
この未来記憶の構築がうまくできています。
仕事を楽しんでいる人にとっては目の前の仕事がただの作業ではなく、それによって何か心地よい幸せを生み出してくれるものになっているという子です。
受験勉強もただ勉強をやらされている人と、合格した後にやりたいことがはっきりイメージできている人では取り組み方が全く違います。
たどり着きたい目標に対して、それが叶うとどうなるのかを楽しく考えてみるという、それ自体がワクワクする楽しい技です。
目標に向けてまっしぐらにたどり着きたい時にはぜひ、試してみてください。
やるべきことをやりたいことに変えてしまう奥義です。
私も急にやるべきことが増えた時や、
取り入れたい習慣ができた時などに未来記憶を作っています。。