今回は潜在意識を使いこなしてる著名人を紹介します。
将棋の羽生名人をご存知ですか?
羽生名人は将棋では史上初の七つの永世称号を持つ、
圧倒的強さを誇る人物です。
その偉業をなすまでには、将棋の研究はもちろん、
潜在意識との付き合い方から来る
強靭なる精神力が結果を出させているというのが、
潜在意識を研究する人たちの間では話題になっています。
実際に羽生名人が何をしていたのかと言えば、
◆出された食べ物は絶対に残さずに、すべて食べる
これだけです、しかし、これだけのことが羽生名人に
勝利と栄光を与え成功をもたらしたのではないかといわれています。
なぜこれが、成功につながるのかというと
潜在意識のお話で説明ができるのです。
羽生名人は子供のころから絶対に出された食事を
残しませんでした、どうしてこんなことを始めたのか、はっきりとは
わかりませんが、心ある人に必勝の秘訣として教えられたのではないか?
という人さえいます。
実際に同じことに取り組んでみると相当難しいことが分かります。
ましてや、羽生名人といえば、超有名人です。
そういう人を宿泊させるホテルや、料亭などがどういったメニューを出すか予想がつくでしょか?
簡単に言えばごちそうなのですが、歓迎の証とばかりにとにかくたくさん出てきます。
それを、自分の体調や精神状態に関係なくすべて食べることは
潜在意識と仲良くなる上でとても重要です。
羽生名人は、残すな!と教わって以来、食事を残したことがないそうです。
これを見ている潜在意識は羽生名人が「やる言ったらやる人間」だということが
伝わることになります。
そんな羽生名人が「今度の戦いは勝つぞ!」と考えれば
潜在意識は全面的に協力してくれます。
勝ちたいという単なる願望ではなく、
そこにはこれまで継続してきた時間の歴史と
体調不良や食べたくないようなときでも、
すべて乗り越えて食べてきた事実が後押ししてくれます。
こいつはやるやつだから仕方ないよね。
そんな感覚で潜在意識が協力してくれるのです。
もちろん相手がいる勝負事なので簡単にはいきません。
ですが、もし相手の精神力や積み重ねが羽生名人以下のものであるのならば、
より勝利に近いのはどちらでしょうか?
自分との小さな約束を継続することは大きな力につながる
というこの上ない実例です。
1000日の修行で得られるのはこういう体感です。
やるとう言ったらやる人間になるために
毎日、ほんの少しを積み上げて行くことが勝利のカギです。