関空=香港間、利用航空会社はキャセイ!
ワタシの座席は、3席並びの窓側。
自分の席に着くなり速やかにシートベルトを締める。
自分が、どういう交通手段、いかほどの出費で今に至るかを書き留める。
(このメモは3日坊主どころか、2日目にはやめちゃう)
書いてたら話しかけられる。お隣さんの若いおにいちゃん2人組。
しかも、なかなかイケてる2人組だ。
お隣さん1「香港は初めてですか?」
ワタシ 「えっ、はい、初めてです。おふたりさんは?」
お隣さん1「いや、オレら香港乗継でバンコク行くんスよ。」
ワタシ 「へぇ、いいですね~。」
と話しつつ、あぁこの人らもタイのおねえちゃん買っちゃうんだろうなぁとか考える。
ワタシ 「ワタシも乗り継ぎでアンマン行くんですよ。」
と言った瞬間、お隣さんふたりの顔が曇る。
お隣さん1「・・・アンマンってどこ!?」
お隣さん2「えー、中東ちゃうん??」
ワタシ 「うん、中東。アンマンはヨルダンですよ。(爽やか)」
お隣さん2「へぇ、なんか変わってるなぁ~。何があるん?」
あぁ、この反応・・・。ドン引きな反応には慣れっこさ。ノーダメージ。
実際、旅仲間以外、ヨルダン・イスラエル行くって言って顔をしかめなかった友達は皆無だ。
なんでだろ?イスラエルはともかく、ヨルダンは普通なのに。
ワタシ、アメリカ行く方が怖いけどなぁ。
これ以上、ワタシの中東話をしても、ドン引かれるだけだと思い、
東南アジアの話や、身の上話など、話を切り替える。
その間、お隣からガムやら、お菓子が配られる。
お2人は初海外らしく、バンコクに緊張してる模様。
飛行機からホテルから、全ての手配をHISにお任せしたらしい。
お隣さん1「絶対、タクシー使わんとこな、ボラれるし!!トゥクトゥクやぞ」
お隣さん2「ほんまやでー」
ワタシ 「・・・・・」
一緒やん!つーか、トゥクトゥクこそ交渉制やん!と思いつつも
言うタイミングをはずしたから、突っ込まず。
大丈夫か、こいつら。
いよいよ到着って時に、彼らは乗り換えの心配を始める。
ワタシ 「大丈夫ですよ。トランスファーとか看板出てると思うし。
わからなきゃ搭乗券見せて、乗りたいんだーって伝えたら誰か教えてくれるでしょ。」
お隣さん2「大丈夫かな?つーか乗り継ぎ1時間しかないけど大丈夫かな?」
ワタシ 「大丈夫。乗り継ぎ時間足りなかったらHISも売らんし。」
お隣さん1「マジでー。もー、自分(ワタシ)も一緒にバンコク行こうや!!」
お隣さん2「ホンマ、一緒に行きたいわー」
ワタシ 「あはは」
と言いつつ、もう、未知の国ヨルダン・イスラエルひとりより、知ったバンコクで楽しく
イケてるおにいさんとバカンスでいいんじゃないか、サンダルよ!?とか思えてくる。
運良く?香港=ヨルダン間のチケットはバンコク乗り継ぎで、ワタシはバンコクで
降りられる!!!
ヨルダンの影が薄れる中、窓の外を見る。
ふと、今は亡きおばあちゃんが死ぬ前、旅立つワタシにくれた餞別の入った封筒に
書かれていた言葉を思い出す。
★楽しい旅行をしてきてください★
そうだ!楽しい旅行だ。人に流されちゃいかん。
自分の旅をしなくちゃ!
それに、やつらはワタシと一緒にいたいわけではなく、ただ不安なだけだ!!
目を覚ませ、サンダル!!
香港空港着陸直前、ヨルダンに行こう!と今まで以上にアツく心に誓う。
到着し、いざお別れの時。
ワタシ 「気をつけて、バンコク思いっきり楽しんでねー」
お隣さん1「そっちも、中東楽しんで!バンコクがんばるわ」
お隣さん2「ありがとう。話せてよかったわ~」
ワタシ 「こちらこそです。よい旅を」
これが、今回出会った第1旅人。
爽やかな普通の人でした。癒されたわ~
ワタシの座席は、3席並びの窓側。
自分の席に着くなり速やかにシートベルトを締める。
自分が、どういう交通手段、いかほどの出費で今に至るかを書き留める。
(このメモは3日坊主どころか、2日目にはやめちゃう)
書いてたら話しかけられる。お隣さんの若いおにいちゃん2人組。
しかも、なかなかイケてる2人組だ。
お隣さん1「香港は初めてですか?」
ワタシ 「えっ、はい、初めてです。おふたりさんは?」
お隣さん1「いや、オレら香港乗継でバンコク行くんスよ。」
ワタシ 「へぇ、いいですね~。」
と話しつつ、あぁこの人らもタイのおねえちゃん買っちゃうんだろうなぁとか考える。
ワタシ 「ワタシも乗り継ぎでアンマン行くんですよ。」
と言った瞬間、お隣さんふたりの顔が曇る。
お隣さん1「・・・アンマンってどこ!?」
お隣さん2「えー、中東ちゃうん??」
ワタシ 「うん、中東。アンマンはヨルダンですよ。(爽やか)」
お隣さん2「へぇ、なんか変わってるなぁ~。何があるん?」
あぁ、この反応・・・。ドン引きな反応には慣れっこさ。ノーダメージ。
実際、旅仲間以外、ヨルダン・イスラエル行くって言って顔をしかめなかった友達は皆無だ。
なんでだろ?イスラエルはともかく、ヨルダンは普通なのに。
ワタシ、アメリカ行く方が怖いけどなぁ。
これ以上、ワタシの中東話をしても、ドン引かれるだけだと思い、
東南アジアの話や、身の上話など、話を切り替える。
その間、お隣からガムやら、お菓子が配られる。
お2人は初海外らしく、バンコクに緊張してる模様。
飛行機からホテルから、全ての手配をHISにお任せしたらしい。
お隣さん1「絶対、タクシー使わんとこな、ボラれるし!!トゥクトゥクやぞ」
お隣さん2「ほんまやでー」
ワタシ 「・・・・・」
一緒やん!つーか、トゥクトゥクこそ交渉制やん!と思いつつも
言うタイミングをはずしたから、突っ込まず。
大丈夫か、こいつら。
いよいよ到着って時に、彼らは乗り換えの心配を始める。
ワタシ 「大丈夫ですよ。トランスファーとか看板出てると思うし。
わからなきゃ搭乗券見せて、乗りたいんだーって伝えたら誰か教えてくれるでしょ。」
お隣さん2「大丈夫かな?つーか乗り継ぎ1時間しかないけど大丈夫かな?」
ワタシ 「大丈夫。乗り継ぎ時間足りなかったらHISも売らんし。」
お隣さん1「マジでー。もー、自分(ワタシ)も一緒にバンコク行こうや!!」
お隣さん2「ホンマ、一緒に行きたいわー」
ワタシ 「あはは」
と言いつつ、もう、未知の国ヨルダン・イスラエルひとりより、知ったバンコクで楽しく
イケてるおにいさんとバカンスでいいんじゃないか、サンダルよ!?とか思えてくる。
運良く?香港=ヨルダン間のチケットはバンコク乗り継ぎで、ワタシはバンコクで
降りられる!!!
ヨルダンの影が薄れる中、窓の外を見る。
ふと、今は亡きおばあちゃんが死ぬ前、旅立つワタシにくれた餞別の入った封筒に
書かれていた言葉を思い出す。
★楽しい旅行をしてきてください★
そうだ!楽しい旅行だ。人に流されちゃいかん。
自分の旅をしなくちゃ!
それに、やつらはワタシと一緒にいたいわけではなく、ただ不安なだけだ!!
目を覚ませ、サンダル!!
香港空港着陸直前、ヨルダンに行こう!と今まで以上にアツく心に誓う。
到着し、いざお別れの時。
ワタシ 「気をつけて、バンコク思いっきり楽しんでねー」
お隣さん1「そっちも、中東楽しんで!バンコクがんばるわ」
お隣さん2「ありがとう。話せてよかったわ~」
ワタシ 「こちらこそです。よい旅を」
これが、今回出会った第1旅人。
爽やかな普通の人でした。癒されたわ~