宿から歩いて5分の場所に「雍和宮」がある。
「雍和宮」とは、北京最大のチベット寺院らしい。
ガイドブックは持っていたけど、特に調べぬまま、
近いってだけの理由で入場した。
マニ車が隅っこにあったので、
「あぁここはチベット寺院なのか」と気づいたけれど、
もしマニ車を発見していなければ、「ここは中国の仏教の寺」と
アバウトにスルーしていただろう。
「雍和宮」は、ワタシの記憶の中のチベット寺院のイメージと
かけ離れていた。
じゃあ、チベット寺院ってどんなんだっけ?と自問自答したところ、
マニ車ぐらいしか思いつかないことに気づく。
まぁ、場所は北京だし、チベットで見たものと建築様式なんかは
違うかもしれないけど、それにしても違いがわからなかった。
そもそも、<仏教>ってひとくくりにしがちだけど
いろいろ宗派があるし、宗派によって建築様式や模様も違うかもしれない。
いままで通り過ぎてきた寺院をワタシは「仏教寺院」としか考えなかったけれど、
きっといろんなことを見落としてきたんだろうなぁ。
ワタシって何も知らないなぁと再確認。
木陰のベンチでしんみりペットボトルのオレンジジュースを飲みつつ、
「大連行きのチケット、どこに買いに行こうかなぁ~」と考える。
ガイドブックを広げると、近くに旅行会社があるようだ。
だいたいの位置を確認し、散策がてら適当に歩きはじめた。
すると、目星をつけた旅行社ではないけど、
旅行社を発見。
カウンターがあるだけの狭い店内にお姉さんがポツリと座っている。
よく見ると、メッセンジャーでチャットしている。
(ワタシもこんな職場がいいなぁ)と思いつつ、「ニーハオ」。
筆談で、大連行きの出発時間、料金、空席はあるかなど聞く。
その間、お姉さん、メッセンジャーのウィンドウを閉じるどころか、
会話の隙にちょいちょいチャットしている。
お姉さん、英語がちょっとだけわかったので、
片言の英語と筆談で和気あいあいと話はすすむ。
ちょいちょいチャットはしているけれど、何でも答えてくれて
すごく優しかったので無問題だ。
この時点で、北京に2泊するか3泊するかを決めていなかったので
「今夜考えて、明日買いに来るね」と言うと、明日は休みとのこと。
「それは、困ったなぁ。他の旅行社は開いてないの?」と、無礼な質問をするワタシ。
するとお姉さんがどこかに電話をかけ始めた。
なにやら旅行社の別の支店が明日開いているらしく「そこへ行ったらいいよ」と、
店の電話番号と担当者の名前を書いてくれた。
店の場所は、筆談と片言英語じゃ限界がある。さっぱりわからん。
通じなさすぎて、お互い疲れ始めた時、お姉さんがひらめいた
インターネットの翻訳サイトだ。
でも[あなたは直進し交差してふたつに別れわかるだろう]的な、
無料翻訳ソフトの限界にもぶち当たる。
そこまできて、ワタシは自分が地図を持っていることを思い出す
お姉さんは一言、片言英語で「ナイス!」と言った。
希望の光にテンションは上がる。
地図の中で目当ての旅行社の位置を発見したときは二人で拍手した。
最後に、ワタシのメモ帳を取り、なにやら書き込んでいる。
ワタシが明日、目的の旅行社にたどり着けなかったときに
このメモをその辺の中国人に見せろ、と言う。
この日本人に旅行社の場所を教えてやってくれ的なことが
書いてあるのだろう。
もう感謝感激だ。
「本当に本当に本当に謝謝です」と深々と頭を下げた。
なんか北京っていい人多くない???
「外人慣れしている+都会の余裕=親切」って感じ!?
驚くほど、会う人会う人親切な人ばかりだった。
ま、相変わらず順番は抜かされたけどね。
「雍和宮」とは、北京最大のチベット寺院らしい。
ガイドブックは持っていたけど、特に調べぬまま、
近いってだけの理由で入場した。
マニ車が隅っこにあったので、
「あぁここはチベット寺院なのか」と気づいたけれど、
もしマニ車を発見していなければ、「ここは中国の仏教の寺」と
アバウトにスルーしていただろう。
「雍和宮」は、ワタシの記憶の中のチベット寺院のイメージと
かけ離れていた。
じゃあ、チベット寺院ってどんなんだっけ?と自問自答したところ、
マニ車ぐらいしか思いつかないことに気づく。
まぁ、場所は北京だし、チベットで見たものと建築様式なんかは
違うかもしれないけど、それにしても違いがわからなかった。
そもそも、<仏教>ってひとくくりにしがちだけど
いろいろ宗派があるし、宗派によって建築様式や模様も違うかもしれない。
いままで通り過ぎてきた寺院をワタシは「仏教寺院」としか考えなかったけれど、
きっといろんなことを見落としてきたんだろうなぁ。
ワタシって何も知らないなぁと再確認。
木陰のベンチでしんみりペットボトルのオレンジジュースを飲みつつ、
「大連行きのチケット、どこに買いに行こうかなぁ~」と考える。
ガイドブックを広げると、近くに旅行会社があるようだ。
だいたいの位置を確認し、散策がてら適当に歩きはじめた。
すると、目星をつけた旅行社ではないけど、
旅行社を発見。
カウンターがあるだけの狭い店内にお姉さんがポツリと座っている。
よく見ると、メッセンジャーでチャットしている。
(ワタシもこんな職場がいいなぁ)と思いつつ、「ニーハオ」。
筆談で、大連行きの出発時間、料金、空席はあるかなど聞く。
その間、お姉さん、メッセンジャーのウィンドウを閉じるどころか、
会話の隙にちょいちょいチャットしている。
お姉さん、英語がちょっとだけわかったので、
片言の英語と筆談で和気あいあいと話はすすむ。
ちょいちょいチャットはしているけれど、何でも答えてくれて
すごく優しかったので無問題だ。
この時点で、北京に2泊するか3泊するかを決めていなかったので
「今夜考えて、明日買いに来るね」と言うと、明日は休みとのこと。
「それは、困ったなぁ。他の旅行社は開いてないの?」と、無礼な質問をするワタシ。
するとお姉さんがどこかに電話をかけ始めた。
なにやら旅行社の別の支店が明日開いているらしく「そこへ行ったらいいよ」と、
店の電話番号と担当者の名前を書いてくれた。
店の場所は、筆談と片言英語じゃ限界がある。さっぱりわからん。
通じなさすぎて、お互い疲れ始めた時、お姉さんがひらめいた
インターネットの翻訳サイトだ。
でも[あなたは直進し交差してふたつに別れわかるだろう]的な、
無料翻訳ソフトの限界にもぶち当たる。
そこまできて、ワタシは自分が地図を持っていることを思い出す
お姉さんは一言、片言英語で「ナイス!」と言った。
希望の光にテンションは上がる。
地図の中で目当ての旅行社の位置を発見したときは二人で拍手した。
最後に、ワタシのメモ帳を取り、なにやら書き込んでいる。
ワタシが明日、目的の旅行社にたどり着けなかったときに
このメモをその辺の中国人に見せろ、と言う。
この日本人に旅行社の場所を教えてやってくれ的なことが
書いてあるのだろう。
もう感謝感激だ。
「本当に本当に本当に謝謝です」と深々と頭を下げた。
なんか北京っていい人多くない???
「外人慣れしている+都会の余裕=親切」って感じ!?
驚くほど、会う人会う人親切な人ばかりだった。
ま、相変わらず順番は抜かされたけどね。