
「THE 有頂天ホテル」
って映画を観た。
人気脚本家の三谷幸喜が『ラヂオの時間』『みんなのいえ』に続き、
今度は大晦日の高級ホテルで繰り広げられる奇跡のドラマを描いた監督第3作。
役所広司、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾など日本映画を代表する23人の豪華キャストが、
迷路のようなホテルの中で働く従業員や訳ありの宿泊客を演じる。
登場人物の人生を同時進行形式で絡ませ、伏線を縦横無尽に張りめぐらす三谷脚本の
緻密な構成力は、見事としか言いようがない完成度だ。
大晦日を迎えた「ホテルアバンティ」では、ホテルの威信がかかった
年越しカウントダウンパーティーの準備で大忙し。
そんな中でも副支配人の新堂平吉(役所広司)は、様々な問題に機転を利かせて
対応するのだが……。
(シネマトゥデイより)
**********以下、ネタばれ注意******************
三谷幸喜は楽しい♪
バラバラの話がどんどん繋がっていき、最後はひとつにまとまる。
その過程がおもしろい。悪人も結局は優しい、温かい笑いだ。
個性あるキャラクター達は素晴らしかった。
緻密なストーリー構成はお見事。
でも、登場人物が多く、いろいろな物語を同時進行するために、
画面がどんどん切り替わり、話がどんどん飛ぶ。
それが面白さではあると思うが、一方でコマ切れでしか
記憶に残らない。
時間が短く登場人物が多い映画だと、コマ切れ度が増す。
三谷幸喜の作品は大好きだけど、
ドラマの方がワタシはじっくり観れていいと思う。
「王様のレストラン」最高 ☆★☆