
「団結街4-7」
どこだったか忘れたけど、中国の住所。
それにしても団結街ってアツいよな。
一揆とか起こしかねない感じ。
政府がつけたってより、そこに住む住民が
一揆に勝利した後、酒を酌み交わしながら
「今日よりこの地を団結街とす!」
と、リーダー的存在の豪傑が決定したような
そんな血と汗と涙の匂いがする。
今のところ、豪傑のイメージは三国志の関羽。
また、雲南省を旅していた時、
「文明村」という村があった。
石畳の道路に、古びた木造の平屋。
民族衣装に身を包まれた白髪の老人が腰を折って
ゆっくり歩いている。
そこに文明の匂いは皆無で、
むしろ最も文明から遠いサビれた街のように見えた。
この街が、かつて文明の最先端を行き
世の栄華を極めた村だったのかもしれないと思うと
中国5000年の歴史をほんのちょっと垣間見たようで
ロマンだなぁとニヤついてくる。
団結街にしろ、文明村にしろ
何の根拠もない妄想にすぎない。
でも、こんな妄想最高だ。
中国の深い歴史の成せる業。
中国ってすごく魅力的な国だと思う。
でも、それに引き換え
中国人には全く興味がわかない。
文化の偉大さに人がつり合ってない、というと
ものすごく失礼だよな。
ワタシは中国語が喋れないので
次行く時は、中国語を習得して人の良さを発見したいと思っている。