昆明→成都行き、20時10分発。
初めての列車だったので、30分前に駅へ行った。
15両も車両があり、駅には人が詰め掛けていた。
すごい人数なのにもかかわらず、
改札は機械でなく人が処理する。
ワタシの車両は15両目で一番端。
昆明発だったので、席はあった。
座席は向かい合わせで、真ん中に小さいテーブルがある。
思ったより椅子も硬くない。
ワタシは、3列シートの一番通路側だった。
隣はおじさん2人組。
前はカップルと30歳ぐらいの小柄な男性だった。
バックパックが重く、上の棚に持ち上げられなかったので
おじさんに手伝ってくれとジェスチャーで頼む。
快く荷物を上げてくれ、ワタシはお礼をいうと
本を読み始めた。
12時近くなり、眠くなってくる。
でも、リクライニングも無く、床に対して垂直な椅子は、
とても寝られたもんじゃない。
窓際なら窓にもたれたらいいけど、
もたれる物はない。ひじ掛けさえない。
だからって、横のオヤジにもたれるのは絶対嫌だ。
寝れないなぁ、と試行錯誤していたら、
横のおじさんがめっちゃ股を広げはじめた。
ただでさえ狭いのに、足まで広げられたらたまらない。
おじさんのヒザを2,3度叩いて
自分の狭さを訴える。
そうこうする内に深夜2時。
電気は昼同様に付きっぱなしだ。
明々と電気がついた中ではあるが、
時間が時間なので、他の乗客も眠り始めている。
ワタシもさすがに眠い。小さな荷物を抱いて、頭を下げ、
お腹が痛い人みたいな格好で寝ようと試みる。
が、斜め後ろの学生風の男女グループが
普通のトーンで話している。
ただでさえ寝られないのに、うるさい。
途中の駅で下車していく人たちの席は
もちろん空く訳だが、ワタシの隣のおじさんは
荷物を持ち上げる気配は無い。
「おっさん早く降りんかなぁ?」と夢に見つつ
寝たいけど眠れない夜を過ごし、
とうとう朝6時まで苦しく起きていた。
朝6時頃、前の3人がどこかの駅で降りた。
すると、隣のおじさんの一人が前の席に移動し
座っている。
30分経っても横になる気配は無かった。
遠慮してたら死ぬ。と思い、
前に移動したおじさんに、
「横にならないなら私の席と変わって」と言うも
伝わらず、ジェスチャーでおじさんと
半ば無理やり席を替わり、
ようやく寝っ転がって眠れた。
ドン!とワタシの頭に何か当たり起きると、
おばさんが立っている。
席を空けろといわれ、3列シートに転がっていたので
窓際の席に移動する。時計を見ると、7時半。
1時間半しか経っていない。
寝ている人を起こす時、バッグ当てるか?
でも、窓際なので窓にもたれつつ眠れる。
景色を見ながらウトウトしていた。
学生風の男女グループが乗り込み、
ワタシの横、前の席に座った。
そして、大量に食料を買った袋を2つ、
みんなが使うテーブルに置いた。
水やすぐ食べるお菓子だけならかまわない。
彼女たちのテーブルでもあるからだ。
でも、数時間後に食べるだろうカップラーメンまで
袋の中には入っている。
そんなでかいの置かれたら邪魔なんだから
上の棚に上げればいいのにと思う。
そんなこんなで、成都到着。
出掛け、隣のおじさん2人組が椅子の下から
豚の足を出したので、ビックリ!
最後まで心穏やかにいられない旅だった。
全員とは言わないが、
多くの中国人はマナーがなっていないと思った。
マナーって言葉で片付けると義務的だが、
つまりは他人への気遣いだと思う。
寝ている人がいれば起こさぬよう静かにする、
寝ている人を起こす時は、
肩など軽く叩いて一声かける。
共同のテーブルなら、占領しすぎない。
どれも他人を気遣う心があれば、自粛するものだ。
でも、これは、インド人にカーストがあるように
生まれ持った悲劇なのかもしれない。
中国に生まれ育ったために、
そんな人間になってしまったのかもしれない。
それなら、その悪態の数々は彼らのせいでは
ないのかもしれない。
同情こそすべきなのかもしれない。
でも、ワタシはそんなに優しくないので、
単純にそんな人は嫌いだーーっ!!!
初めての列車だったので、30分前に駅へ行った。
15両も車両があり、駅には人が詰め掛けていた。
すごい人数なのにもかかわらず、
改札は機械でなく人が処理する。
ワタシの車両は15両目で一番端。
昆明発だったので、席はあった。
座席は向かい合わせで、真ん中に小さいテーブルがある。
思ったより椅子も硬くない。
ワタシは、3列シートの一番通路側だった。
隣はおじさん2人組。
前はカップルと30歳ぐらいの小柄な男性だった。
バックパックが重く、上の棚に持ち上げられなかったので
おじさんに手伝ってくれとジェスチャーで頼む。
快く荷物を上げてくれ、ワタシはお礼をいうと
本を読み始めた。
12時近くなり、眠くなってくる。
でも、リクライニングも無く、床に対して垂直な椅子は、
とても寝られたもんじゃない。
窓際なら窓にもたれたらいいけど、
もたれる物はない。ひじ掛けさえない。
だからって、横のオヤジにもたれるのは絶対嫌だ。
寝れないなぁ、と試行錯誤していたら、
横のおじさんがめっちゃ股を広げはじめた。
ただでさえ狭いのに、足まで広げられたらたまらない。
おじさんのヒザを2,3度叩いて
自分の狭さを訴える。
そうこうする内に深夜2時。
電気は昼同様に付きっぱなしだ。
明々と電気がついた中ではあるが、
時間が時間なので、他の乗客も眠り始めている。
ワタシもさすがに眠い。小さな荷物を抱いて、頭を下げ、
お腹が痛い人みたいな格好で寝ようと試みる。
が、斜め後ろの学生風の男女グループが
普通のトーンで話している。
ただでさえ寝られないのに、うるさい。
途中の駅で下車していく人たちの席は
もちろん空く訳だが、ワタシの隣のおじさんは
荷物を持ち上げる気配は無い。
「おっさん早く降りんかなぁ?」と夢に見つつ
寝たいけど眠れない夜を過ごし、
とうとう朝6時まで苦しく起きていた。
朝6時頃、前の3人がどこかの駅で降りた。
すると、隣のおじさんの一人が前の席に移動し
座っている。
30分経っても横になる気配は無かった。
遠慮してたら死ぬ。と思い、
前に移動したおじさんに、
「横にならないなら私の席と変わって」と言うも
伝わらず、ジェスチャーでおじさんと
半ば無理やり席を替わり、
ようやく寝っ転がって眠れた。
ドン!とワタシの頭に何か当たり起きると、
おばさんが立っている。
席を空けろといわれ、3列シートに転がっていたので
窓際の席に移動する。時計を見ると、7時半。
1時間半しか経っていない。
寝ている人を起こす時、バッグ当てるか?
でも、窓際なので窓にもたれつつ眠れる。
景色を見ながらウトウトしていた。
学生風の男女グループが乗り込み、
ワタシの横、前の席に座った。
そして、大量に食料を買った袋を2つ、
みんなが使うテーブルに置いた。
水やすぐ食べるお菓子だけならかまわない。
彼女たちのテーブルでもあるからだ。
でも、数時間後に食べるだろうカップラーメンまで
袋の中には入っている。
そんなでかいの置かれたら邪魔なんだから
上の棚に上げればいいのにと思う。
そんなこんなで、成都到着。
出掛け、隣のおじさん2人組が椅子の下から
豚の足を出したので、ビックリ!
最後まで心穏やかにいられない旅だった。
全員とは言わないが、
多くの中国人はマナーがなっていないと思った。
マナーって言葉で片付けると義務的だが、
つまりは他人への気遣いだと思う。
寝ている人がいれば起こさぬよう静かにする、
寝ている人を起こす時は、
肩など軽く叩いて一声かける。
共同のテーブルなら、占領しすぎない。
どれも他人を気遣う心があれば、自粛するものだ。
でも、これは、インド人にカーストがあるように
生まれ持った悲劇なのかもしれない。
中国に生まれ育ったために、
そんな人間になってしまったのかもしれない。
それなら、その悪態の数々は彼らのせいでは
ないのかもしれない。
同情こそすべきなのかもしれない。
でも、ワタシはそんなに優しくないので、
単純にそんな人は嫌いだーーっ!!!