バラナシに3ヶ月。
今思うとあっという間だったような気がする。

毎日、友達の店に通い、インド人日本人問わず
いろいろな人と話して過ごした。
最後には、ワタシの分までお弁当を作ってきてくれたり
本当にお世話になった。

その店の客引きたちは、中でもいい話し相手で
ヒンディ語の勉強にもなったし、
いろいろなバラナシ情報を教えてもらった。

ワタシは、彼らのお客ではないので
彼らがワタシに親切にするメリットは何もない。
でも、毎日顔を合わせる中、友情というか
ただの情というか、とにかく仲良くなった。

バラナシを去る日。
アニー(仮名・17)は、ビンディやらピアスやら
プレゼントをくれた。

パジャール(仮名・18)は、
ワタシをシルバー屋へ連れて行き
「友達だから好きなものをプレゼントする」と言うのだ。

「気持ちだけで十分。それに、プレゼントをくれなくても
とってもいい友達だから必要ない!!」と言うも、

「お金は、がんばればいつでも入ってくるけど、
友達は簡単に入ってこない。友達にお金は惜しまないんだ。」
と彼は言う。

遠慮なく、
ワタシはネックレスを選び、心からお礼を言った。

最後、店に戻り
みんなにお別れのチャイをおごり、
一人ずつ固く握手してお別れした。

本当にみんなありがとう!
今度来るときは、お土産に服でも買っていこうかな。

もちろんユニクロ。