肝炎。

それは、インドやネパールなど長期で旅している人が
運悪くかかる病気だ。
それは、ウイルスがどこかから体に入り込み
だるさ、吐き気、時には発熱、どんどん体が黄色くなってくる。
ローカル食堂や、生絞りジュース、ラッシー、
現地に溶け込めば溶け込むほど危ない。

インドでは、肝炎のことを「きいろ病」という。
どんどん黄色くなってくることが由来だろう。
日本で、子供の頃、はしかや水疱瘡にかかるように
インド人は、肝炎を乗り越えて大きくなる。

一般的に、肝炎にかかると絶対安静。
出歩いたりはもっての他で、
油、玉子禁止など食事制限もある。
点滴も必要。薬も必要。
完治まで早くても1ヶ月はかかる辛い病気だ。

しかし、インドのきいろ病。
その原因を聞くと現地人は皆一様に

「あー、マサラ食べすぎだよ。マサラ抜かなきゃ。」

マサラ抜いただけで、病院に行かず、
ホーリーウォーターだからって、ガンガー水
振りかけられる。
病気が重くなると、「悪魔がついてる」とか言って
バラモン呼んでお祈りだ。

・・・・・・・言葉も無い。
死んでガンガーに流された子供達に
手を合わさずにはいられない。
もう、21世紀だぞ。おい。

悪魔じゃないんだよ。
とりあえず、いいドクター探してこいよ。

これって、過失の殺人では・・・