兵隊の反省

昨日、いつも通りバラナシのベンガリートラを歩いていた。
ベンガリートラとは、服屋、お菓子屋、楽器屋など、
様々な店が軒を連ね、そこを散歩する旅行者と
その旅行者相手に商売を仕掛けるインド人が入り乱れる
汚い小道である。

ハロウ、マダァム！

ヘイ、ジャパニー！

ちょっと、見るだけ見るだけ！

１メートル歩くごとに様々な声が降ってくる。
これはかなりウザい。
虫の居所が悪かったら『おまえの店だけは行かへんねん』とか
反撃したりする。

その日も、虫の居所が悪かった。
しゃべりかけんなオーラ全開で、歩いていたら

look like アーミー

って言われてしまった。
アーミーって・・・　兵隊？？？軍隊？？？
なんかそんなだよね。
まぁ、いつでも殴れるよう常に手はグーの状態だったけど・・・
ベンガリートラうろつく汚いインド人＝敵！みたいに少なからず
思ってるところは否定できないし、まぁある種アーミーなのかも。
もちろんいい人だっているけど、
あまりにもダメなやつが多すぎて常に臨戦態勢はバッチリ
になってしまう。

でも、それを言われた瞬間、ちょっと目が覚めた。
人にやさしくって日本では当たり前に思ってたけど
一部のインド人をちょっとだけ雑魚扱いしてた。

明日からは、もうちょっとやさしくするつもり。
いつまで持つやら・・・だけど。


１週間更新しませんでしたが、
そんなこんなでとりあえず、
ワタシは元気にやっております。