若い頃に営業している時、「必ず足跡を残せ!」と上司から教わりました。今でも大切な心得だと考えて実践しています。昨日、かなり有名な経営コンサルタントの講義を受けましたが、勉強に来ているビジネスマンが2〜300人いたでしょうか、最後はコンサルタント御自身がほとんどの方と名刺交換されていました。これも大量の足跡です。
当たり前のことですが、顧客を訪ねたら不在でも必ず名刺を置いてきます。メモを残すと更にお相手に印象付けます。私は寧ろ訪問客の数をこなすために、不在の時に訪ねることも実践していました。「夜討ち朝駆け」はその後に仕掛けるのです。営業の仕事も大変奥が深く、また人間力も磨かれて、営業手法を色々考えるほど面白いものです。
今でも人の集まる場へ顔を出したら、必ずビジネスに結び付く何かを手に入れてきます。何処かに時間をかけるという事は、Time is moneyだからです。最後に、営業は看板を売るのではなく自分を売る仕事です。お客様が自分に魅力を感じてくれたならば、看板というものは何でもいいのです。営業は自分を日々磨かなければ務まらないと思うのです。