3月11日 | 天草凛太郎のブログ

天草凛太郎のブログ

人の幸福や不幸は予想のしようがない、だから未知なる人生は面白いし、夢も描ける。

今日3月11日は東日本大震災後5年となります。朝4時のラジオ深夜便の明日への言葉のゲストは、小説家で宮城県気仙沼市で以前中学校の教員をされていた、熊谷達也様のインタビュー放送でした。話の中で、まだあの大震災の日から日常の時計の針が止まったままで、以前の日常を取り戻せない方がたくさんいらっしゃるとのことでした。

もし私たちが大切な人を突然の災害で亡くしたとしたら、東北の被災地の方々と同じように、以前の日常の時計の針が止まってしまうだろうと思った次第です。行方不明のご家族の方々が今も捜索を求め続けているお気持ちが、自分のこととして考えると痛いほど分かります。心からご冥福をお祈り申し上げます。

さて、今朝の午前3時59分にスマホの目覚まし時計が鳴り響いてから、いつものようにラジオ深夜便のスイッチを入れたのですが、スマホが異常な動きをして目覚ましが5分間隔で鳴り続けて止まらず、さらに電源も落ちず、バグなのか故障なのか判明しないまま自宅で朝を過ごしました。

結果的には通勤電車の中でスマホを触り続けていたところ、電源を落とすことが可能となり、やっとの思いでトラブルを復旧することができました。スマホの便利さに頼り過ぎることの裏返しに、故障した時の不便さを思い知らされました。技術の進化した機器にばかり頼ることの危うさを深く感じました。