寝心地 | 天草凛太郎のブログ

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人の幸福や不幸は予想のしようがない、だから未知なる人生は面白いし、夢も描ける。

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昔、高校時代に屋根裏部屋で夜中まで勉強していた頃の話である。

深夜寝床に着いて一番気になったのは、しんと静まり返って暗くなったら、ムカデがガサガサと動き回る音が聞こえるのである。

当時の我が家の物置小屋みたいな勉強部屋は土壁に板を打ち付けた程度で、壁一面に新聞紙や映画のポスターを貼って板の隙間から土が落ちてこないようにしていた。

湿気の多い部屋だったので、ムカデがよく出現した。

深夜に紙の道を歩き回るムカデの音がしたら眠気も覚めて汗びっしょりになって飛び起きていた。

それを思えば、今の世の中は快適である。