1/2に、六本木ミュージアムで行われている潤くんの展覧会へ行ってきました。


2022年の大河ドラマ「どうする家康」。1年半におよぶ撮影期間や潤くんが家康を演じることで得たもの、感じたことを6人のクリエイターとコラボして作品化した展覧会。


①入場まで

壁面に手書きで潤くんからのメッセージ。潤くんのナレーションもあり。手書きメッセージは以下の3つ。

「ようこそ」

「冊子を読んでお待ちくだされ。インストラクション1まで読んでー」

「スタッフの話をよく聞いて〜 ケータイしまって」

チケットを確認すると、冊子がもらえる。


入口のところにも手書きメッセージ。

「いらっしゃい。」

「行ってらっしゃい。」

「静かに入ってね!」←吹き出し付


②コラボレーション1〜操上和美さん(写真家)×松本潤

五感をとぎすますべく、まず、真っ暗な道を進んでいく。暗闇を進んでいくと光が見えてきて、その光の先に、黒のストリングカーテン、その向こうに、家康に扮した潤くんのポートレートが1枚。とても神々しい。


③コラボレーション2〜太田好治さん(写真家)×松本潤

シアタールームになっていて、鏡張りの壁の向かいには、2,000枚の写真(大河撮影現場でとったもの)が貼られている。縦型と横型のプロジェクターが2枚設置されていて、そこにピックアップされた写真が流れる。

「どうする家康」の初回から最終回までを追うような流れで表示されていて、一年間見てきたドラマを思い出させる。


④ コラボレーション3〜岡田准一さん(俳優)×松本潤

ドラマにも出演し、事務所の先輩でもある、岡田くんとのコラボ。通路の行き止まりに、潤くんの映像、反対側に岡田くんの映像。これは、対談している映像をそれぞれのソロショットで流している。片方だけ見ていても音声は聞こえるので相手の話をどんな顔できいているのかも見られて新鮮。

その他、岡田くんがドラマ撮影現場で撮った写真と、岡田くんから潤くんへのメッセージの展示。


⑤コラボレーション4〜井田幸昌さん(画家・現代美術家)×松本潤

赤と青を基調にした家康に扮した潤くんの肖像画が、部屋の左右に展示されている。赤は、甲冑を纏い、片目に傷を負った家康、青はドラマ初期の頃の水色の着物の家康。その対比がすごい。尚、この部屋は、写真撮影可能となっていた。


⑥ コラボレーション5〜小浪次郎さん(写真家)×松本潤

家康ゆかりの場所である日光東照宮にて撮影。

部屋一面に、写真が貼られていて、撮影時の映像も流れている。現代での撮影なので、自然の色彩や、家康に紛していない状態の潤くんが見られ

るので、他の部屋よりも色鮮やかな印象。


⑦コラボレーション6〜田根剛さん(建築家)×松本潤

時をつなぐことをテーマにしている。天井から無数の紙のモビールがつるされている、暗い部屋。潤くんのナレーション(大河で家康を演じたことによって、感じたこと、家康の心境の変化など)が流れる。内容に合わせて、豆球が灯ったり、モビールにつるされている紙に照明が当たったりする。

この紙には、文章が書かれていて、何枚か読んでみたところ、ナレーションの原稿と思われる。

没入感がすごい。最後、部屋の奥にある通路に黄色の光が灯り、そこへ退室する。過去から未来へ導かれるような感覚になる。


⑧潤くんからのメッセージ

何もおいていない部屋の壁にスポットライトが当たり、潤くんからの手書きメッセージとナレーション手書きメッセージは、「あなたの視点で世界が変わる 松本潤」


この部屋を出ると、グッズショップ→フォトブース→出口となる。



大河ドラマを撮影した1年5ヶ月の期間、そして、ドラマを通して感じたことを振り返ることができるような展示。歴史から学び、未来につなげていくことの大切さを感じられた。