きのう、

大学病院主治医から届けられた

地元かかりつけ医宛の封筒を持って出かけた。

こういう場合、

わたしが診てもらいたいわけでなくとも

受診扱いとなる。




この医師は整形外科の開業医で、

わたしにとって

2番目の地元かかりつけ医に当たる。

昨年8月、

関節が腫れたことから受診した医師。

以降、ステロイド処方の都合もあり、

ずっと関わってもらっている。

また、この医師が

大学病院に紹介状を書いてくださったことから、

胸腔鏡下肺生検に至ったという経緯がある。




じゃあ

地元かかりつけ医1番目はだれか…というと、

昨年7月始めに始まった繰り返す夜間の高熱、

水も飲めないほどの咽頭痛、

頸部リンパ節腫脹のため受診した

耳鼻科の開業医だ。

この医師が

今の病状のそもそもを知っているのだが、

残念なことにこの医師を受診した時に

呼吸器の自覚症状を訴えてはいない。




大学病院主治医は

わたしの2番目の整形のかかりつけ医に

何を伝えたかったのか。

目の前で封を切って中身を確認した医師は

「病態の解明に苦慮しているようですね。

受診当初、撮影したレントゲンがあれば

情報提供して欲しい…とあります。

うちは整形外科だから、

肺の写真を撮影することはないのだけれど。

あなたは大学病院主治医から

うちでレントゲンを撮ったかどうか、

尋ねられませんでしたか?」

と言われた。




「尋ねられたことはありません。」

わたしに尋ねてくれればすぐにわかることなのに。




大学病院初診は10月なかば。

その1カ月前に職場の健康診断があり、

指定病院でレントゲンを撮っている。

またここには

一昨年、その前年の同時期の健康診断で

撮影したレントゲンも保存されている。




わたしは

大学病院主治医のたくさんいる患者の中の

たった一人の患者だけど、

この数ヶ月間、

わかりにくい病態を抱え苦しみ、

理解しようとした

当事者としての専門性を持ち合わせている。

簡単に素人だと判断しないで欲しい、

どこにわたしの検査結果があるかくらいわかる。

大事な地元かかりつけ医に

方向違いの問い合わせなんかしないで、

わたしに尋ねてくれたらいいのに。