8/8以降、
大好きなラーメン屋から足が遠のいていた。
食欲がわかなくなっていた…
体重も、6キロ7キロ減っていた。
あの頃のわたしは
あの1杯が完食できないとわかっていた。
女将さんの店には行かないと、決めていた。



始まりは頸部リンパ節腫脹と
水さえ飲めなくなるほどの咽頭痛。
悪寒から高熱が出て、弛張熱に変わって行った。
病名がわからないまま何日も過ぎたある日、
関節が痛み出し、翌日腫れた。


ここでようやく、
膠原病と診断できる整形外科の医師を受診。
当初は慢性関節リウマチとの見立てだったが、
推移から見て成人スティル病と診断を受けた。
8/22、ステロイドと抗リウマチ薬を服用開始。
その晩から熱を出すことはなくなった。
ラクになった。
これでちゃんとワンコの介護ができる…
助かったと思った。


ワンコの異変は8/28夕方。
仕事から戻るとワンコの目に力がない…
普段は触らせてくれないワンコが、
わたしに撫でさせてくれた…
大変だ…ワンコがおかしい‼️
動画を撮って家族に送る。
次々LINEで連絡が来る。
ワンコといたのはわたしだけ、でも、
みんなで看取る…そんな気持ち。


抱き上げたあの子がしゃっくりをし出し、
10回ほど続け、急に力が抜けた。
らっきぃ‼️らっきぃ‼️
…逝ってしまった、
わたしにはそれがわかった。


ありがとね、うちの子になってくれて。
こころ豊かな14年8カ月を
ありがとうドキドキ


あの子は、
ママ、病気を治してビックリマーク
元気になって!!
そしてまた、家族になろうラブラブ
そんな気持ちだったのでは


このあとわたしは、
大学病院の専門外来につながった。
病名は、抗ARS抗体症候群。
間質性肺炎、皮膚筋炎の症状がある。
これから肺生検などを受け、詳しい病態を捉えて
今より積極的治療ができるようにする。



今週、3カ月ぶりに店を訪ねた。
熱いスープが冷えた体に染み込む…
女将さんの黒スープ、中細縮れ麺のラーメンを
久しぶりに堪能した。

良かった、また来れた…

女将さんに
いつものように美味しくいただいたことを伝え、
足が遠のいていたワケを話し、
ほかの客がいないのをいいことに
二人とも、泣いた💦
結構、泣いた。



悲しみを分かち合う相手がいることに
深く、深く、感謝。