緻密な推理と
迫力の捜査が光る
傑作警察小説!



「石の繭 警視庁殺人分析班/麻見 和史」

モルタルで石像のごとく固められた
変死体が発見された。

翌朝、愛宕署特捜本部に入った
犯人からの電話。
なぜか交渉相手に選ばれたのは、
新人刑事の如月 塔子だった。

自らヒントを提示しながら
頭脳戦を仕掛ける知能犯。

ほして警察を愚弄するかのように
第二の事件がーー


麻見和史作品は初めてでしたけど読みやすくもあり面白かったです✨
物語は主人公の如月 塔子が夜中に上司から呼び出されるところから始まります。
事件があったと。モルタルで石像のごとく固められた変死体だと。
平和なところから始まるのではなく、いきなり事件のいきなり最高潮みたいな。
いや、最高潮は言いすぎですかね😅
でも、その後もテンポ良く話は進むのでページをめくる手も止まらず。

途中、犯人目線の話も入りつつそれもヒントにしながら犯人当てを楽しめました😄
そもそも登場人物が限られているので当たる率は高いかもしれません。
私は読みつつ犯人が誰か?ではなく犯人の設定の方で“もしや?”なんて思ったりしましたが、ただただ見当違いでした(笑)

こちらシリーズ化されているので少しずつでも読み進めていけたらなって😁
手元には無いんですけどね。
また1つ読むのが楽しみなシリーズに出会えてちょっと嬉しいです😃