2016年には北川景子主演でドラマ化もされた作品です。




「ヒポクラテスの誓い/中山  七里」

栂野真琴は浦和医大の研修医。
単位不足のため、法医学教室に入ることになった。

真琴を出迎えたのは法医学の権威・光崎 藤次郎教授と「死体好き」な外国人准教授キャシー。
傲岸不遜な光崎だが、解剖の腕と死因を突き止めることにかけては超一流。

光崎の信念に触れた真琴は次第に法医学にのめりこんでいく。

彼が関心を抱く遺体には敗血症や気管支炎、肺炎といった既往症が必ずあった。

「管轄内で既往症のある遺体が出たら教えろ」
という。
なぜ光崎はそこにこだわるのかー。


簡単に言うと法医学教室を舞台にしたキャラの強い天才法医学者とそれに振り回される研修医のお話と言ったところですかね。
主人公は研修医なんですけど、光崎やキャシーの方がキャラが強烈でして、いったい誰が主人公なのやら(笑)
しかも、著者の別作品でも登場します埼玉県警の古手川までもいますしね。

話の構成も5つの事件が1つになっていくように出来ており読みやすく、楽しめました✨
おかげであっという間に読み終えることが。

続編も出てますから、今度はそちらを楽しむことが出来たらと思ってます😌