7月7日の夜は、大河ドラマがお休み。
NHKが全国ネットで都知事選をやっていて、非常に腹が立ちました。
国政選挙の時は、大河ドラマを7時台に済ませて8時から開票速報なのに。
広島で都知事選開票速報を見せられると、東京中心主義の傲慢を感じます。
私は都民で不在者投票も済ませてきましたが、広島まで来て開票速報とは思いません…
で、このたび有名になった広島県安芸高田市にある、芸備線甲立駅です。
庄原の帰りに途中下車してみました。
広島から快速みよしライナーに乗ると、下深川まで各駅に停まり、志和口、向原、甲立、三次です。
山向こうに、毛利元就のいた郡山城跡や墓があるので、「安芸高田市には歴史がある。」との看板が出ています。
(どこの町でも歴史はあるよ、なんて難しいことは、この際置いておいてくださいね)
芸備線に乗るたびに、気合が入った駅舎だと感心していました。
跨線橋を登ると改札口があります。
古民家、城跡、社寺など駅周辺の文化財、史跡名所の地図があります。
(残念ながら駅から簡単に行けないところばかりです)
駅の入口は非常に立派で、地元の芸備線への思いを感じます。
ドアを空けると出札窓口と待合スペース、地元野菜の無人販売所があります。
駅前広場には、C5864の動輪があります。
山陽新幹線開通記念とありますが、芸備線で活躍した蒸気機関車の功績をたたえています。
碑文も「蒸気機関車をしのぶ」でよかったのになと思います。
駅前のバス停から、安芸高田市役所・郡山城や三次方面にバスが出ています。
平日は5往復、土曜3往復、休日は運行なしなので、地元向けですね。
広島市から郡山城に行くときは、広島バスセンターからの直通バスが主流のようです。
甲立駅から広島方面は朝6時台に2本、他は1時間に1本ペースです。
三次方面も1時間1本ペース。
日中の普通列車は1両だけということもあるので、まずは乗客数の確保が急務です。
新しい市長さんにも、芸備線のことを真剣に考えていただきたいと思います。