さて、いよいよはじまる3rdライン。

ドセタキセル+ラムシルマブ(サイムライザ)

 

初回は入院にて。

2泊3日。

 

キャンディにチョコにおせんべい。

お菓子を詰め込んだら荷物がパンパン。

 

 

 

――2017.03.14 (火曜日)――

 

入院初日は、身長・体重、採血に検温など

簡単なバイタルチェックをしておしまい。

持ち込んだデスクワークをせっせとこなす。

 

昼時になると、主治医をはじめ担当の先生方が

順番に顔をのぞかせる。

朝昼夕の三度三度と患者の元へ足を運び、

ひとことふたこと会話でコミュニケーション。

ありがたや~

 

主治医と副作用についてアレコレ話をした。

 

「薬剤はMAXではなく、4分の3くらいに減薬して

様子を見ていこうと思います。

なので副作用も大きくQOLが崩れることはないと思います。

らっきーさんの今の病勢からみてMAXじゃなくても

いけると思います。」

 

ありがたかった。

MAXでガンガン攻めるような積極的治療は

私の望みではない。

とんにかく、

仕事に支障が出る事だけは避けたかった。

私が今担当し、打合せを済ませた分の仕事は、

当日までしっかり責任をもってやり遂げたい。

ただそれだけ。

 

 

「骨髄抑制も予防として皮下注射をすれば大丈夫なので、

二度手間になりますが抗がん剤のあとに改めて

注射だけしに来てもらえますか?」

 

 

ん?それって何て注射でしたっけ。

 

 

「ジーラスタ」

 

 

副作用で酷い筋肉痛とかでちゃうやつですか?

 

 

「うーん、筋肉痛というより、骨通(コツツウ)かな。

でもロキソプロフェン飲めば大丈夫だよ。」

 

 

むむぅ。

不安げな顔をする私を見てニッと笑う主治医。

 

 

「髪。ショートも似合いますね。」

 

 

ををっと!まさかのリップサービスがここででるとは。

出来る医者は患者への配慮も忘れないってか!

世辞とわかっていても褒められるとやはり嬉しい。

 

 

さすが。患者の扱い慣れてるねー、先生。

 

 

モヤモヤしていた不安はドコへやら。

こうして入院初日の夜は更けていった。

 

 

 

老いも若きも

男も女も

褒められれば皆嬉しんだよなぁ

 


 

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アナタの禁煙成功、祈ってます

悲しい思いをする人が一人でも減りますように・・

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