術後補助化学療法をするかしないかの心理経過やら
周囲とのやりとりについては機会があれば書くこととして
主治医と約束した面談日。
2015.06.15(月曜日)------
「抗がん剤お願いします。」
真っすぐにドクターの目を見て言えた。
「ウイッグももう買ってあります!」
今日の私は笑顔を見せる余裕もある。
「わ、準備いいね」
ドクターも笑顔で答える。
カルボプラチンによる脱毛頻度は比較的低いようだが、
覚悟は必要かも?と前回の外来の際に言われていたので、
その日の帰り道に夫と選びに行った。
抗がん剤には、一般名と商品名とがあり何ともややこしい。
私が使う薬は、アリムタ・カルボプラチン・アバスチンだと
主治医は言った。
一般名 | 商品名 |
(アリムタ) | |
カルボプラチン | (パラプラチン) |
ベバシズマブ | (アバスチン) |
主治医が普段使ってる呼び名で患者側も覚えるので、
たまに他のブログで違った呼び名で書かれてると
一瞬考えてしまう。
アリムタを使用するにあたっては、副作用対策として
毎日内服するパンビタン末と、
9週間ごとにマスブロン注を二の腕に筋肉注射でブチューっと。
どちらもビタミン剤のようなものらしい。
で。早速、本日、筋肉注射。
二の腕に直角に針が刺さる。
注入する際、地味ーーーに痛いんだな、これが。
イテテテテテテテテテテテテ……思わず声が出るくらい痛い(笑)
が、筋注するにも上手い下手があるのか、それとも
こちらの体調のせいか気持ちの持ちようなのか?
それほど痛くないときもあるんだよねぇ。
というわけで、初抗がん剤は、一週間後の6月23日に入院予定。
(いまとなっては、もう一年も前の話ですみません)
退院は月末30日の予定。
もっと早く退院できると思うけど?と
主治医は言ってくれたのだが、
副作用でフラフラかもしれない状態で
同居嫁が退院してきても年を重ねた母には重荷になってしまうだろうし。
私自身もこんな時は心も体も十分に休めたいので、ね。
かと言って、
月をまたいでの入院は、支払いも負担になるので、
そこはうまく調整。
緊急入院せざるを得ない場合は、そうも言ってられないですけどね。
「女三界に家無し」という言葉があるが、
今はどうなんでしょうね。
人んちと自分ちは違うからなぁー(笑)