英語でこの本を読んでいると様々な言い回しを覚えることが出来まして。

 

 

 

とはいえ、「塞翁が馬」なんて日常会話で使う機会もないでしょうけど。

それどころか日常の英会話をする機会も今後ほとんどないと思われる次第。

 

読んでいて出てきたのが 

 

blessing in disguise

 

という熟語でした。

不幸だと思っていたら、ぢつは幸運だったとあとで知る、みたいな意味。

 

これはシャクルトンが大陸に荷揚げした石炭、ブリザードの中でカチカチに凍りついてしまい、掘り出して燃料に使うためには相当の苦労をした場面で出てきた言い回しなのですが…

結果的に言うと、カチカチに凍りついたためブリザードで飛ばされることなくその場にとどまり、海の藻屑とならなかったため使用に耐えたという話でした。

 

しかし「塞翁が馬」なんていう言い方をイギリス人の探検物語に使うのは変だな。

かといって「不幸中の幸い」ってのもなんか違う。

また「怪我の功名」も人間に使うのはいいとしても石炭にはそぐわない。

 

なにかドンピシャな言葉、ありますでしょうかねぇ…