土曜の午後も読書タイム!

 

工業団地内のファミレスは土日となるとほぼ空いているので安心して時間を過ごせます。

相方からの「迎えに来い」コール待ち。

 

 

パンケーキとドリンクバー! ココア。

 

食べ終わったら読書開始です。

 

 

南極探検中の写真。右下の氷の水路。こんなところを船は進んでいったのですね。

しかし有名なエンデュアランスのように、ここで捕まると大変なことになる。

 

 

今度はコーヒー持ってきた。英語のほうは大変だが少しずつ慣れてきた。

 

さてクジラ湾に上陸できないと知ったシャクルトンは、とにかく西へと向かう。

 

 

目指すはエレバス山。

流氷に気を付けながらバリアに沿って西進。ここで気温が書かれているわけですが、我々が使う摂氏ではなく華氏、28度。

 

計算式をメモしておいたのが役に立った。

 

(華氏28-32) ×5 ÷9 = 約マイナス2度。

 

南極としては温かいほうなんでしょうが自分には耐えられない。

 

1月28日、晴天。水平線に白いものが見える、というので、おそらく待ち望んでいた陸地であろうと推察。

蜃気楼の影響でロス島の姿が浮かび上がったらしい。エレバス山も見えてきました。

スコットの本にある地図を。

 

 

で、本によれば南緯77.6、東経175.35。

シャクルトンの誤記なのか、地図と照らし合わせてみると整合性が取れません。

 

 

クロージャ―岬を回ったと書いているので、実際には上に記したあたりにいた、と考えてみました。島のコブみたいなでっぱりがバード岬で、シャクルトンは正面にこれを見たと記しています。

すると東経169.5くらい。

このくらいの距離ならエレバス山もはっきりと見えることでしょう。

 

しかしです。。シャクルトンの時代、この地図上の島――ロス島の周辺はバリア(氷床)でした。

この110年で多くの氷が解けていったということになるんですねぇ。。

地球温暖化は深刻だぜ。

 

これからシャクルトン、マクマード海峡に入ります。ロス島の西側です。

以前は氷で袋小路になっていたため、マクマード湾と呼ばれていました。

氷山にはおびただしい数のペンギンがいると記され、大変な航行中にペンギンの姿で癒されたのでしょうか。

 

 

癒されますでしょうか。