ビートルズファンならずとも洋楽が好きな方なら、リアルタイムでニュースを聞かれていた方々は相当ショッキングだったのでは、というニュース。

 

 

これは1980年(昭和55年)12月10日の新聞記事のコピーですが、ジョン・レノンさんが射殺されたというショッキングなニュースが紙面に載りました。

 

深夜の番組でジョンとヨーコを主人公とするドラマが放送されたのを見たものでしたが、ジョンのそっくりさんの演技が素晴らしく本物をリアルタイムで見たような衝撃だったのを覚えています。

 

銃口を向けられた時の恐怖。ゾッとしましたね。

 

 

ロシアやイスラエルで戦争が行われている今、ジョンが訴えたことが本当に必要だなって思う。

もちろんジョンが何を言おうと心に響かない人たちは大勢いるわけですが。

 

 

深刻なニュースなのに失笑を禁じ得ないのが、右下にある「イエスタデー」の文字。

この曲はビートルズの名曲の一つですが、作詞作曲はポールマッカートニーです。

ジョンの追悼で合唱された曲であり得そうなのはイマジンではないかと。

おそらくその間違いでしょう。

 

 

この文章を書いた立川直樹氏はいくつかビートルズ関連の本を出していた気がする。

ジョンレノンは当時40歳ですから、いくらなんでも…って気はしていたでしょうねぇ。

 

 

そして逮捕されたマーク・チャプマン。

ここに熱狂的なファンと書かれていて、一説では自分こそジョンレノンであり、ジョンレノンその人を偽物だと思うようになって殺害に至ったとか。

しかしこの事件を調査した人の報告書だと、チャプマンはジョンもしくはビートルズを聴いていた様子はなかったとも。

いづれにせよ謎の多い事件でした。

 

 

追悼集会の記事。

さすがにイエスタデーの間違いに気づいたのか、ここには出ていませんね。

 

 

ジョージ・ハリスンはジョンの死で発表予定だったアルバム『想いは果てなく 母なるイングランド』の収録曲を変更、

追悼ソングとして「過ぎ去りし日々」を新たに作曲し発表しました。

真似したくとも早口で歌えねえわ。

 

 

 

 
 
ジョンの命日に合わせて、自分もこの曲をしみじみと聴いてみようと思います。