昭和54年の木星探査機ボイジャーについての記事を集めていたら、
思いがけなくそのすぐ後に土星探査の記事を見つけました。
パイオニア11号。昭和54年9月に土星に最接近、地球にその様子を知らせてくれています。
この5年前にパイオニアは木星にも接近していたようで、次はそちらの記事も探してこなければならない模様。
宮城県図書館様、これからもよろしくお願いします。
土星の衛星タイタンは、火星とともに生物が存在する可能性が高いことで調査が進められていました。
さすがにそれはありえないと考えますけど、その当時連載されていたドラえもんでは、
火星の極地にコケが生えているなんてあるんですよねぇ。
コケも生物の一種。もちろん火星に生えているはずがない。
しかし昭和の頃は本気で生物がいるという可能性が語られていたことが分かります。
土星の新衛星発見の記事。
直径480Km、土星からの距離が9万6千Km。大きさ的にこれに該当するのは…
ミマスは直径が400で土星からの距離が18~19万。
エンケラドゥスは直径が500で土星からの距離が24万。
どちらも該当しません。
つまり探査機での調査はまだまだ確定していなかったことになりますね。
ネットで検索してみましたが、この時発見された衛星が何だったのかはわかりません。
もう少し調べてみようと思います。
現在は優れた調査結果の本がたくさん出ていますけど、
こうして調査の途上にある段階の記事はなかなか残らないですね。
そういった研究課程を見ていくのも興味深いことです。