前に購入してたこの本を熱心に読んでいたここ数日です。

 

解説中の、「頑張れる人」(スコット)は「夢中になれる人」(アムンセン)に敵わない、という一文が重い。

頑張ってる人って、これは自分もよくわかるんですが、一つ歯車が狂うと空回りするんですよね。

 

別の言葉で言い換えれば、というか自分なりの感想なんですが、スコットは猪突猛進型の熱い男であり、アムンセンは計算高い冷静な男。

はたから見れば熱い男のほうが冷静な男よりも感情移入しやすくて応援したくなるんです。

 

三国志:熱い=諸葛孔明 冷静=司馬仲達

戦国時代:熱い=織田信長 冷静=徳川家康

 

無理難題に向かって突進していくほうがカッコよく見えますよね。

そして血みどろになって勝利をつかむ姿がドラマになるわけです。

これがあっさり勝利するんではドラマとしてはイマイチ。

さらにいうと孔明や信長みたいに非業の死を遂げると判官贔屓までついてくる。

 

自分はイギリス派だしスコットに似た直情径行ですから決してスコットを悪く言いたくはないのですが、

スコット、そして孔明や信長についてコメントすると、やはり負けた人はそれ相当の理由ってあるんですわ。

「運が悪い」ではないんですよね。

 

それはそれして、やはりスコットの絶望的突進はドラマになる。

 

今回の連休、もとは筑波山に再チャレンジの予定でしたが、どうも天候が思わしくないので変更。

最近ハマッている山岳遭難の動画を見ると、スコットと同様に、命よりも予定優先って気がしてなりません。

筑波は山岳というほどの山ではないにしても、やはり雨天時の登山は体調を崩す恐れもあるので、

とくに宿もとらないドライブ旅行の時は体調管理優先で行こうと考えます。

 

 

5/3からは鬼怒川に二泊。さすがに相方が合流するとなれば宿無しは無理ですわ。