【「推し活」のハナシ】 | 自分と向き合う着物ジャーナリストのひとりごと

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日々感じたことなどつらつら書いてます。主に自己啓発関連が得意。

このところ、重い話が続いたので、今回はちょっと軽めの話題をということで、

「推し活」のこと。

そもそも「推し」ってなに?ってことなんだけれど、実は私もこの言葉自体それこそ、

推しを推すようになってから知った言葉。

まず、「推す」という動詞については元々「人や物事を、ある地位や身分にふさわしいものとして、

他に薦める」という意味でようは推薦の推すそして「推し」は色々と定義はあるとは思うけれど、

大まかな意味として「好きな人やもの、応援したい人やもの、人に勧めたいほど気に入っている人やもののこと」なんである。

ファイントゥデイ資生堂「推しのいる生活に関する実態調査」によれば、推しがいる15歳~59歳の男女500名のうち、

9割が人生が豊かになったと実感しているとの結果が出ている。

最もこの結果について、60歳以上でも同じような結果が出るのではないかと私は思っている。

いや、むしろ、かける時間とお金もある高齢の方の方がそれを実感しているのはないか(ちなみに今年から私もこっち)特に女性は。

以前、かの萬田久子様が、「アイドルでもなんでもいいのよ。女はいつまでも恋していなくちゃ」という

名言を吐いていらっしゃったけれど、まさにそれに近い感覚なんじゃないだろうか。

 

ということで私自身の話になるが、現在その「推し」の定義に当てはまる人は3人。

まずは、「サザンと桑田さん」そして「平野紫耀」くんと「GYUTAE」氏。

「サザンと桑田さん」については、もうこれは語り始めたらキリがないほどのLife Workと

言いましょうか、私の人生そのものなのでいつかみっちり書くことにしてここでは敢えて触れないことにする。

後の2人は比較的最近の「推し」である。

「平野紫耀」くんはご存知の方の方が多いかと思うが今年King & Princeを抜けてTOBEで

Number_i と言うグループを結成した。

先日Louis Vuitton 香港でのランウェイショーに招待されて、世界中から注目を浴びている、

推しへの入り口は美しすぎるそのビジュアルなのだけれど、彼の直感力、運のよさ、そして、何より「策士」であるところが

見え隠れするのが私にとってたまらなく魅力。とにかくこの推し活はただの推し活ではないと思わせる漢である。

そして、メイクアップYoutuber四天王の一人「GYUTAE」氏。一番直近の推しであるが、なんと言ってもこの方の

「フル装備ビジュアル」が美しすぎて永遠に見ていても飽きないほどである。メイク動画の合間に時々見せる素の部分が、

彼の性格や気持ちの持ちようを映し出していて、これまたとても魅力的。風の時代のビューティーとはまさに彼のことなんじゃないかと

思う。(ご興味ある方一度検索してみて)

 

と言う事で毎日せっせとSNSやYoutubeをチェックしたりとしているのだが、ハマりにハマっているこの2人には共通点がある。

それは実際には観ることでしか接点がないSNSやYoutubeなどで時々見せる彼らの本音に人間の心の最もデリケートな部分が透けて

見える時があって、誰もがそこに気づくとは限らないけれど、しかし今までの業界にピカピカに磨き上げられたものだけを見せられていた

時代とは明らかに違う何かがある。

それは、親近感とは少し違う本音の部分が見えることによる共時性とでも言うのであろうか。

そしてそこに、風の時代の「推し活」の本髄がある気がしてならない。

 

と言うことで、おかげで最近はTV番組よりもYoutubeを優先して見るようになった。若者にそういうと、

「黒柳さん、若者みたいなこと言ってますね〜」とそっけなく言われた事は置いておくとして。

とにもかくにも推し活は人生を豊かにするって事なんですわ。