所沢が生んだ時事川柳作家、珍 平 ( ちんたいら ) 氏 。
当時の日刊新民報紙や文芸所沢などで、
その作品を読むことができます。
本人曰く、
令和 の鶴 彬 ( つるあきら ) を目指してゆくそうです。
※ 鶴 彬 ( つるあきら ) 氏は、
明治から昭和を生き、
日本のプロレタリア文学の影響を強く受けた
反戦川柳作家であります。
わたしは、そんな珍 平氏とも仲良しなんです。
で、
本日 ( 3月7日・火 ) 読売新聞の〝 よみうり時事川柳 〟で、
秀逸句に選ばれました
〝 本当はコオロギだって生きたいさ 〟
という句。
( 2023年 3月7日 読売新聞 朝刊 )
最近、お上 ( 政府 ) がやたらと推奨する
コオロギパンを始めとした
コオロギ食 ( 昆虫食 ) を揶揄した句です。
表示が コオロギ ではなく、
ドライクリケット だったり
クリケットパウダー だったりと、
なぜか コオロギ含有 と表示していないところに
不信感が募ります。
政治や世の中の理不尽を痛烈に風刺するのは、
珍 平 氏が最も得意とするところです。
久しぶりの秀逸句を、ぜひご覧ください
私たちも時事川柳、大好きです
ひきつづきの、珍 平氏に期待しています。
https://twitter.com/sou_danbay