ぼくの現在のポートフォリオは、不動産と証券が

中心になっていますが、その他にも優待を狙った銘柄、

それに銀行株や鉄鋼株なども入っていました。

これらすべてをひっくるめても、ぼくの持ち株は

どうも軟調なものが多い。不動産関連は今は仕込み時だと

思っているのでまだ納得できるのですが、

持つ株持つ株が軒並み下げているのは

いったいどうしたわけか?

今日はどうにも腹に据えかねたので、

こうした「その他」銘柄をできる限りロスカットしました。

プラス銘柄の合わせ切りなどもあって
煩瑣にわたるので詳細は省きますが、

これによる確定損失は約▲6.0万。

上昇相場で一人シコシコ損切りに励むというのも

情ない気持ちでしたが、このところ信用枠にマイナス表示しか

見られず、これがどうもストレスの原因になっていたことを

思うと、こうした荒療治も必要だったのかもしれません。

そういえば、ぼくはこのところ、細かな利食いという

トレードの基本を忘れていたような気がします。

ボヤキになってしまいますが、今日損切った銘柄は

どれも一時は利食いのチャンスがあったものばかりで、

「もっと上がるだろう」の楽観的な見込みがが

結果的には損失につながってしまいました。

今日買ったのはアセットM(2337)を53.4万で1株と

フージャース(8907)を52.3万で2株。

どちらも場前からの指値が後場にヒットしていたのですが、

何だか落ちてくるところを拾ってしまったような

気がしないでもありません。

これでぼくのポートフォリオはますます不動産一辺倒の

色彩が強くなってきました。100%勝てる自信は

もちろんありませんが、仮にこれで負けたとしても

自分でよしと思って取った道なのだから後悔はしないでしょう。

上げ相場とは言っても、銘柄の選定と売買のタイミングというのは

やはり下げ相場のときと同じように難しいものなんですね。

「地合がいいのだから」と慢心していると

ろくでもない目に遭うことがよく分かりました。

常盤木と 落葉する木と おのずから

    けじめのありて 冬に入りゆく (尾関三郎)

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