から松の変わらない実直と

しらかばの若い思想と

浅間の美しいわがままと

        (谷川俊太郎 『山荘だより』)


そしてそれらすべてが歌う中を

ぼくの感傷が跳ねていく・・・とばかり、

すっかりいい気分で休暇を過ごしてきました。


へそPがプールに行こうと言い出したときには

何だ、「見せてやらない」とか言ってたけど

本心じゃなかったんだなと、ちょっと安心してたんですよ。

「黒の超ビキニ」というのも、実際、気になったし(笑)。


でも、プールに入ってみると、上は確かに黒だけど、

下がオレンジ色で、しかも形が短パンみたいに四角い。

「これって、今年の流行なの?」と、ぼくが大真面目に聞くと

へそPは「キャハハ☆」と笑って泳ぎ去り、

ぼくが頭の中を「???」でいっぱいにしていると

「ヘンなオジサンに見られないように上から重ねてはいてるのよ」と

そばにいた家内が解説してくれました(>_<)


2家族で一緒に過ごした4日間は

ショッピングかスポーツか食べてるかのどれかで、

世界がとても単純な要素から成り立っているように思えるひと時でした。


去年に続いて、今年も軽井沢ゲームセンターで

家族対抗のボーリング大会&エア・ホッケー大会。

とくに今年は翌日のランチとデザートがかかっていたので

両家族ともに真剣そのもの。


ボーリングで惜敗したわが家がエア・ホッケーではへそP家を圧倒し、

ぼくと息子VSへそPと母がゲームカウント1:1で迎えた最終戦では

双方の上げる叫び声に人々は手を休めてこちらを注視し、

力いっぱい打たれたパックはエッジを乗り越えてセンター中を

を転々ところがり、ゲーム台は汗とよだれで濡れて

何度もタオルでぬぐわなければならないほどの接戦でした。


結局、このゲームもぼくが自殺点を出して

わが家の負けとなってしまったのですが。。。


夕立ちぬ 鬼百合の朱の たわむまで (lucky-clicker


いや、だからと言ってぼくが株のことを

完全に忘れていたわけではないんですよ。

1日目(21日)、みんなが買い物をしている間に

一人、ショッピング・モールのベンチに座って

何度か携帯で持ち株の値動きを見ようとしたんです。

でも、どうしても証券会社の画面にログインできません。


仕方がないので、夜、みんながベッドルームに入ってから

「インターネットカフェがある」と教えられた軽井沢の駅前まで

車を走らせてみました。


すると、軽井沢というのは恐ろしいところで、

「インターネットカフェ」は午後10時で閉店し、

ガッカリして飲み物を買いに入ったコンビにでは

早くも閉店の準備が始まっていました。

コンビニも11時には全部閉まってしまうのだそうです _||


それで、翌22日も何も見れないまま週末を迎えてしまったのですが、

今夜、少し前に帰宅jして自分のポートフォリオをチェックしてみると、

不動産関連を中心にしたぼくの持ち株は大きく下げていました。

どれくらい下げていたかというと、20日(水)の引け時点では、

現物・信用合わせて+8.0万くらいあった含み益が、

22日(金)の引けでは▲15.0万くらいの含み損になっていたくらい。


不覚でした。

相場の先行きに自信のない者が休暇に出かけるときには

ポジションを整理してからにしろ、というのが

どうやら今回の教訓だったようです。


朝顔や すでに昨日と なりしこと (鈴木真砂女)


何度叩かれても翌日から笑顔で現場復帰する人にラッキー・クリック☆