北村薫『中野のお父さんの快刀乱麻』 | ラッキーあぐらのブログ

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今日読み終った本は北村薫『中野のお父さんの快刀乱麻』
中野のお父さんシリーズの3作目である。
中野住民としてはタイトルだけで親しみがある。
短編集のタイトルに
大岡昇平、古今亭志ん生、小津安二郎、瀬戸川猛資、菊池寛、古今亭志ん朝
詳しくは知らないけど名前だけは知っている方々の
エピソードが語られる所が楽しい。
名作を読み返そうかとか少しは考えるのだが
昔に出版された本は字が小さいので読み返す事はないなぁ
最近では字の大きさとか隙間の大きさとか
作品の内容とは別の選択項目となっている。
寄席に行ってみたいなぁって思っていたら
流行り病が蔓延してしまって、行く気がなくなった。
この小説の中にも色々流行り病の影響が出てきている。
少しマスクしている人が減ってきたが
花粉症のせいか、マスクをしている人が相変わらず多い。