【開拓史219 旧青山別邸・小樽貴賓館②】 | 桜東行のブログ

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札幌近郊の開拓史史跡及び歴史について書いてます。
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開拓史史跡

旧青山別邸小樽貴賓館②

【貴賓館】


貴賓館は後に併設されたものでちょっといつ建てられたかは確認しなかったので(^_^;わかりませんが、レストランや売店、宴会場があります。
1階はレストランと売店・旧青山別邸に入る入り口があり、玄関からすぐのホールには絵画が展示されてます。
中でも目を引くのは正面にある四季花鳥図と天井画でしょう。

旧青山別邸に入るには券売機でチケットを購入し専用入り口から入館するのですが、残念ながら旧青山別邸内は写真撮影禁止となっております。
よってきちんと調べたい場合はメモ帳やスケッチブックなどご持参下さいね。

【四季花鳥図】
作者は狩野派・進藤尚郁という方で江戸中期の画家です。手前に琴も展示されてます。

【天井画】

天井画には139名の日本人画家が描いた絵画が展示されております。これは見応えありましたね照れ

※後に開拓の村でボランティアされている方から聞いたお話ですが、開拓の村の旧青山邸の便所の天井にも描かれているそうです(今は工事中)
では最後に旧青山別邸をみていきましょう。




中は撮影禁止ですので外観でしか紹介出来ませんが部屋だけでも沢山あって見応えあります。

玄関は二つあって中庭も立派でした。中庭にある松は龍の姿に似ているのでパワースポットになってます。間取りだけ記載しておきますね。

1階は流石別邸((((*゜▽゜*))))
8畳×2 10畳×3 12畳×1 12.5畳×2 15畳×1
洋間×1 板の間×1
浴室・洗面所・便所・台所 玄関×2
中でも八賢人の間(15畳)は八仙人が襖絵に描かれており、どんな方が利用 したのか詳しく知りたいくらい立派です。

2階は
8畳×2 3畳×1 
内、牡丹の間(8畳)に素晴らしい牡丹の襖絵があります。
※八賢人の間と牡丹の襖絵はパンフレットにも掲載されてます。

如何でしたか照れ
残念ながら館内が撮影禁止であった為に青山家が如何に発展していたかこれだけでは伝わりにくいですが、とにかく凄いの一言でした。
開拓の村の旧青山邸も村一番の大きなものでしたからその隆盛が良くわかりますね
(*´ー`*)

よくニシン御殿の名は聞きますがその御殿が出来た詳細を見ていくと北海道の漁場は宝の山だった事がわかります。
小樽なので札幌近辺で旧青山邸を見たい場合は北海道開拓の村へ、そしてニシン御殿旧青山別邸に行ける方は車がおすすめです。
路線バスを使っても行けます。
JR小樽駅から小樽水族館行きのバスで約20分“祝津3丁目”下車で徒歩5分の所にあります。
ちょっと坂があったり別邸内部も歩くので個人的にはタクシーが良いかな?と思います。

旧青山別邸・貴賓館、小樽観光の一つとしておすすめ致します。
是非、現地でその豪華絢爛な別邸をご覧下さい
(●´∀`●)