#out
#out
#out
心底嫌になる。
自分にだ。
どうして?
どうしてこんなタグを検索することが
やめられないんだろう。
わたしの大切なKAI
わたしの大好きなKAI
KAIにこれ以上なにを望むの?
KAIだって十分苦しんだじゃない。
いくらアイドルとはいえ
KAIのプライベートの公開は
あまりにも社会的制裁を受けすぎている。
そんなに嫌いなら
放っておけばいいのに!
イヤな気持ちになるものは
もう見ない。
明日からは絶対に見ない。
絶対に!
自分の好きなKAIだけを愛する。
信じる。
応援する。
iphoneをoffにして
大きなため息をつく。
久しぶりに呼吸をした気分になる。
くやしいな。
慣れることはない。
怒り…?
なのか、イライラなのか、
読みながら
呼吸も上手くしていなかったみたいだ。
はぁ。。
私はなにをしているんだろう。。。
ぼーっと
KAIのことを想う。
4.1
全てはあの日からだ。
何人のKAIペンチングを失っただろう。
きっと
嫌いになるのも
離れるのも、
応援し続けるより
ずっと簡単だ。
KAIのしなやかな踊り
力強い眼差し
無垢な瞳
下がりめのまゆ毛
尖ったお口は今にも文句を言いそうで
本当に可愛い
長い手足にほどよく筋肉がついて
時々猫背っぽくなっちゃう広い背中が
愛しさを倍増させる
あぁ猫っぽいけど
熊さんだった。
くしゃっとした笑顔
今にも泣き出しそうな横顔
ステージ裏ではスラスラ覚えた日本語を話すのに
肝心な本番では毎回たどたどしくなってしまう愛しいおとぼけさん
雨が降れば、ファンに「傘をさして」
とジェスチャーしたKAI
いつも会いに来れるわけではないからと
その会場にいなかったファンにも触れて
お手紙を書いてくれていたKAI
メンバーへの愛情表現が時々不器用だけど
辛そうなメンバーがいれば
背中をさすり
不安そうにじっと見つめていたKAI
どんなに体調が悪くても
冷や汗を流しながら懸命に踊り続けたKAI
ステージではちょっぴりかっこつけてても
本当は物静かで読書家の素朴なKAI
空港でどんなにもみくちゃにされても
イヤな顔ひとつ見せなかったKAI
KAI…
優しいKAI
かわいいKAI
好きなところを挙げろと言われれば
私はいくらでも挙げることが出来る。
なんで人は簡単に忘れてしまうの?

「KAIのいいところも
思い出してみようよ!」
そう話しても
「でもKAIは裏切った」
「KAIはこんなにひどいことをした。」
返ってくるのはそんな回答ばかり。
私のことをも否定する気持ちが
見え隠れする。
『苦しんだ』
『沢山泣いた』
と言いながら、
KAIを否定する人は、
まるで正論の塊だ。
正しさに寄りかかって
少し強気にさえ見える。
そんな時
私は言葉につまるんだ。
KAIのしたことくらい分かってる。
でも、
でも、
でも、
でもさ!!!
「うん。
また気持ちが戻ったら
一緒に応援しようね!」
そう言うのが精一杯だった。
でもさ…
KAIには思い出がありすぎて
KAIには愛情がありすぎて
こんなところで
さよならしたくないんだもん。
KAIはこんなところで
終わるわけないじゃない。
KAIの全てがうそだったというの?
みんなのあまりの手のひら返し。
KAIから離れていくあなたに
優しい言葉をかけながら
悔しかったの知ってる?
寂しかったの知ってる?
ふがいなさ感じてたの知ってる?
悲しいのも泣きたいのも
こっちだって一緒だよ。
ねぇ分かってる?
好きな人のこと
そんな風に言われて
傷つかない人なんていないんだよ?
ちゃんと気持ち分かってるよ。
応援できなくてもいい。
でも非難はしないでほしかった。
KAIペンにそれを望むことは
そんなに贅沢なことなのかな?
スキャンダルと
足の怪我が重なったことは
本当に気の毒だった。
でも、
恋をしない人間も
怪我をしない人間もいない。
KAIペンであることは私の誇りだし
恥ずかしいことなんかじゃないよ。
KAIが笑顔ならわたしも笑ってるから。
理屈とか説明からは
とっくにさよならしたよ。
お花畑という言葉を
KAIペンに使わないで!
現実を知って去っていったKAIペンこそ
お花畑だったんだ。
・・・
ううん。
ちがうな。
そうじゃない。
本当は別にそんなこと言いたいんじゃない。
そんな風に互いに傷つけあいたいんじゃない。
見てきたんだもん。
4.1からも
ずっとずっと
見てきたんだもん。
KAIはKAIだよ
KAIなんだよ
KAIくん
あなたのやり直しなら
何度でもつきあう
ずっとずっと応援するよ
