【古教心照】 | 北川たつや Official Blog

【古教心照】

昨日は吉祥寺SHUFFLEでのLIVE!!



10年近く歌って来て、最近やっと『歌心』の入口が開きかけてる気がする。



スカイツリーで例えるなら『受付でチケット買って、今から展望台行きのエレベーターに乗ろうかな』と言ったところ。



これからまだまだ自分がレベルアップして色んな景色が観れるんだと考えるだけでワクワク!



次のLIVEは7/21(日)@江古田マーキー!唄人羽、河野圭祐、LuckDuckの3組みでお届け!3組みなので、おそらく持ち時間もたっぷりあると思います。



そして、7/28(日)は西天満LIVEHOUSE D'でアコースティックカフェワンマン!



全席椅子でゆったりと聴いてもらえる一日!チケットも残り少しやから、急いでね♪



どちらもLuckDuckのHPから予約可能です!
【LuckDuck official website】
http://luckduck22.com/



話は変わって、最近出会った本がある。春山満の【僕はそれでも生き抜いた】と言う本。



東京の大きな本屋に行き、受付の方にタイトルを告げて探してもらった。ビジネス書の棚にありますと教えて頂き、早速購入。



近くの喫茶店で読んでみた。



何回もお会いしたことがある満さん(僕はおっちゃんと呼んでいる)の本とか関係なく、おもろなかったら満さんの息子、哲朗にハッキリ『つまらん』と言ってやろうと思ったが、最後まで貪るように読んでしまった。



言葉の一つ一つにリアリティと重みがあり、上辺だけでなく強い信念がヒシヒシと感じられた。



満さんと奥さんとのエピソードは目頭が熱くなるし、常識を疑うこと、先哲から学ぶことの大切さ、何より失うモノを数えるより、今あるモノを120%活かす思考は必読の章だ。



ビジネス書と言うよりは、哲学書っぽい。でも、そこらへんのハウツー本と説得力が違う。



皆が読んでるから良い本、と言う訳じゃないが日本一、本が売れる梅田の紀伊國屋でもベストセラーらしい。すげな!!笑



僕とおっちゃんとの縁は浅からぬモノがあり、『僕にできること』『桜咲け、舞い上がれ』『364日』などの曲は春山満さんや春山哲朗のおかげで出来た曲。



特に『僕にできること』はレコーディングの時、実は1度しか歌ってない。人それぞれやけど、レコーディングってAメロ歌って、止めてサビ歌って…とパート毎に録音したり、パンチインしたりするんやけど、この曲だけは通しで一回歌って、何故か涙が止まらなくなり、2回目を歌うことができなくなった。



あれはホンマに何かが乗り移った瞬間やった。



しかも相方含め、LuckDuckチームの皆もそのテイクを活かしてハモりを合わせてくれたり、加工せずにそのままの音で活かしてくれた。



音程やスピードが揺れたりしてるから歌い直しとなるところを逆に"魂が入ってるからテイクだから"とGOサインを出してくれたチームに感謝!おかげで色んな人からええ曲やなと言って頂ける。



話は戻り、『喜神と胆識』この言葉が先程の本で1番印象に残った言葉。どんなに辛くても悲しくてもいつも笑顔でいる人は喜びの神様が宿る。知識をしっかり身につけ見識を上げ、更にどんな事があっても乗り越えていく胆力を養う。



久しぶりに本を読んでスカッとした。古教照心、そして次は僕が歌でアウトプットする番であーる。



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