少しノスタルジックになってしまうかもしれませんが、日本の高度経済成長期には、
「所得倍増計画」
「5カ年計画」
とか、わかりやすいスローガンのもと、新幹線などインフラ整備や、東京オリンピック開催などが実施されました。
当時の政治家は、「日本をこういう国にしていきたい」という、将来に対する明確なビジョンと、計画(マイルストーン)を持ち、国民に発信し、実行していたと思います。
さすがに、DAIGOのオジイサマ、竹下登元首相の「ふるさと創生論」はチョット漠然としていたとは思いますが。
現在は、高度経済成長期と情勢が違うとは思いますが、「増税に対して政治生命をかける」という施政方針の表明には、正直、違和感を感じます。
一企業にたとえれば、社長が社員に対し、これから何をビジネスの柱にするか、どういう事業に取り組んでいくのかやダウンサイジングのビジョンを明確にせず、
「経営再建のために、財務状況の改善が必要なので、減給をガマンしてください、自社株買いをしてください。そこに社長生命をかけます」
とだけ、いっているように聞こえます。
あえて大上段に振りかぶっていうと、「政治家」たるもの、政局など枝葉末節にとらわれるのではなく、どういう国づくりをしていきたいかという根や幹となるビジョンを明確に示し、官僚組織を使いこなし、国民を引っ張っていってほしいものです。
