程なくキキはあの野原に来ていた。あのうさぎも居る。でも今日のキキは何かそわそわしていてチョット変である。やはり落ち着きがない。うさぎは相変わらず草を食んでいる。
ほんとうは、今日、キキはあのうさぎにちょっかいを出してみようとしていた。まだあのうさぎに触ったことがない。あの毛の感触も味わってみたいと思っている。そっとキキはウサギの方に近寄って行った。
忍び足でウサギの後ろのところに来た。まだうさぎは草を食んでいる。しめしめと思いながら一歩前進しようとした時、ひょいとうさぎがこちらを見た。キキはウサギの思わぬ行動にほんとうにびっくりしてしまった。キキは何もなかったかのようにその場を後にした。
足はあの木の方に向かっていた。あの木が見えてきた。近づいて行くとまたチョット大きくなっている。確実にキキより背が高い。幹も枝も葉っぱまでもがしっかりとしている。へーっ、こんなに大きくなったんだー!。キキはちょっとうれしかった。そこでまたその木の下で寝転がることにした。・・・・・・
「早くそのデーブルの上のものを片付けなさい」の母の声にキキはしばらく反応できなかった。「なにやってんのよ。早くしなさい」とせかされてキキはテーブルの上の化粧道具などを片付け始めた。まだ頭がすっきりしない。私何やってんだろうと自問自答しているキキがそこに居た。
なんとなく少し頭が痛い。頭痛のようである。風邪かなと思ったりもした。化粧道具などを持ってキキの部屋に戻った。途端に疲れが出てらくちん椅子に座り込んでしまった。やっぱりちょっと疲れているなー。・・・・
眼に青い空と不思議な雲が映った。あの雲、ハンダに似ていると思った。よく見るとタレパンダのように見えたが、急いでいやあれはパンダと思い返した。すると本当のパンダのような雲なり、キキを安心させた。なんて今日はいい天気なんだろうとキキは考えていた。キキはウサギにちょっかいを出すことなどはすっかり忘れてしまっていた。
今日は何かをしようと思ってここに来たけど、何をしに来たんだろうと考えた。何かよからぬことをしに来たんじゃないかと少し不安になった。キキは少しだけあのウサギに触ってみようとしていたことを思い出した。
ひょっいと起き上がった。見渡すとあのウサギが居ない。見つからないのである。そんなはずはないと目をこすったが、やはり居ない。キキは少し不安になりちょっかいを出そうとしたことを後悔し始めていた。・・・・・

(つづく)
ほんとうは、今日、キキはあのうさぎにちょっかいを出してみようとしていた。まだあのうさぎに触ったことがない。あの毛の感触も味わってみたいと思っている。そっとキキはウサギの方に近寄って行った。
忍び足でウサギの後ろのところに来た。まだうさぎは草を食んでいる。しめしめと思いながら一歩前進しようとした時、ひょいとうさぎがこちらを見た。キキはウサギの思わぬ行動にほんとうにびっくりしてしまった。キキは何もなかったかのようにその場を後にした。
足はあの木の方に向かっていた。あの木が見えてきた。近づいて行くとまたチョット大きくなっている。確実にキキより背が高い。幹も枝も葉っぱまでもがしっかりとしている。へーっ、こんなに大きくなったんだー!。キキはちょっとうれしかった。そこでまたその木の下で寝転がることにした。・・・・・・
「早くそのデーブルの上のものを片付けなさい」の母の声にキキはしばらく反応できなかった。「なにやってんのよ。早くしなさい」とせかされてキキはテーブルの上の化粧道具などを片付け始めた。まだ頭がすっきりしない。私何やってんだろうと自問自答しているキキがそこに居た。
なんとなく少し頭が痛い。頭痛のようである。風邪かなと思ったりもした。化粧道具などを持ってキキの部屋に戻った。途端に疲れが出てらくちん椅子に座り込んでしまった。やっぱりちょっと疲れているなー。・・・・
眼に青い空と不思議な雲が映った。あの雲、ハンダに似ていると思った。よく見るとタレパンダのように見えたが、急いでいやあれはパンダと思い返した。すると本当のパンダのような雲なり、キキを安心させた。なんて今日はいい天気なんだろうとキキは考えていた。キキはウサギにちょっかいを出すことなどはすっかり忘れてしまっていた。
今日は何かをしようと思ってここに来たけど、何をしに来たんだろうと考えた。何かよからぬことをしに来たんじゃないかと少し不安になった。キキは少しだけあのウサギに触ってみようとしていたことを思い出した。
ひょっいと起き上がった。見渡すとあのウサギが居ない。見つからないのである。そんなはずはないと目をこすったが、やはり居ない。キキは少し不安になりちょっかいを出そうとしたことを後悔し始めていた。・・・・・

(つづく)
