「頑張ってね」と言うと、やる気を出す子もいれば、やる気を失う子もいます
おはようございます。キッズコーチングシニアトレーナーの神谷京子です。
子どもに一日何回「頑張ってね!」を言っていますか?
ママは「頑張ってね!」という声かけをお子さんにどのくらいしているのでしょう。頑張ってと子どもの背中を押し応援する場面はどんな時がありますか?運動会の出番で「頑張ってね!」お稽古や幼稚園に「行きたくない!」と駄々をこねる子どもに「ほら頑張って!」。何かにチャレンジしようとしている時に「頑張れ!」ママは子どもに成長して欲しい時、思わずかけるのが応援のメッセージ「頑張って!」です。実はこの言葉、かけても大丈夫な子と、かけない方がいい子といるのです。
好奇心旺盛な子どもには「頑張って!」とたくさん応援をしよう。
子どもの性格やタイプもみんなが同じわけではありません。一人一人個性が違えば感じ方やとらえ方も違います。いつも元気にどんな事も楽しんでしまう子がいます。好奇心旺盛で興味の塊。そんな子どもには、「頑張って!」の言葉はプラスに働きます。子どもはママからの「頑張って!」のメッセージに「よし!!ママが応援してくれているぞ!」と力を発揮する事でしょう。
何気なく言ってしまう「頑張ってね」この言葉がプレッシャーに感じてしまう子も。
聞き分けが良くいつも一生懸命頑張っている子。このタイプの子どもは、小さい頃から何でも出来る優等生タイプ。やればなんでもできてしまうためプライドも高く、出来ない事は避けて通るか、ひそかに努力をするタイプです。だからいつもいつも頑張っている子。そんな子には、「頑張ってね!」の応援メッセージは、少しプレッシャーに感じてしまうことがあります。「頑張ってね!」ではなく「頑張ってるね!」と声をかけましょう。頑張っている姿を認めてあげる事で自己肯定感がグッと上がっていきます。
今、子どもが“一番楽しいと感じているものは何ですか?頑張る”より“楽しい”を教えよう。
ママは子どもの成長が嬉しいものです。我が子が成長し、出来る事が増えていけば、当然出来た事への喜びを感じます。しかし、同時にもっと出来るのではないかと期待してしまう事もあります。この期待が子どものタイプによってプレッシャーになり、大好きなママの期待に応えようと頑張ってしまうことに。子どもの本当の成長は無理をして頑張る事よりも、「楽しい!」「もっとやりたい!」という気持ちから始まります。それが成長へつながるのです。その子にとっての興味がどこにあるのか、子どもの好きなものを観察しておくのも大切ですね。
今日も素敵な一年を。
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