ああいえば、こういうタイプを丸く収める | 美月あきこオフィシャルブログ「気分はいつもファーストクラス」Powered by Ameba

ああいえば、こういうタイプを丸く収める

以前、飛行機で隣に乗り合わせたおじ様が、

CAに飲み物をこぼされて、クリーニングクーポンを手渡されていました。

ひとり言のように、「これもらってもいいのかな」

「こぼされて迷惑は迷惑だけど、洗濯すれば汚れも落ちそうだし・・・」

「丁寧に対応されたら、怒れなくなった…」 など。


話しかけてみようかな、と思って、

「ついこの前も、私が乗ってる飛行機でタレントの◎◎さんがコーヒーをこぼされて、

同様の対応をされていましたよ」 と言ってみました。


「じゃあ、もらっといていいよね」、「はい!^^」と。


で、その方と引き続きお話しをしていたら、

なんと!「軍事評論家」という肩書きをお持ちでした。


あとで、テレビの討論番組をyoutubeで探したら、

お出になっていました。

お顔はそのまま、髪型、髪量はかなりの変化を遂げられているというよくあるパターン。



テレビの討論番組(テレ朝の深夜にやっているあれ)を見ると、

罵声、怒号が飛び交い、出演者が他の出演者の話を遮るようにムキになって反論、

おまけに複数の人の声が重なって何を言っているのかわからなくなってしまう・・・ 。(笑)


(テレビ的に)面白いけれど、あれは討論会じゃない。


世の中には、とにかく反論しなくては気が済まない人がいるものです。

いわゆる、「ああいえば、こういうタイプ」。

こういう人は、相手が話している間は、どうやって反論しようかと考えています。

本来ならば、聞かねばならないのにね。


だから、建設的に話し合おうとしても、

何も決まらないまま終わるというパターンが多いもの。

あの疲労感はすごいだろうな…。


私たちの身の回りにも、このようなタイプの方がいるかもしれない。

いちいち反論していると、こちらが持たない。

それよりも、とにかく口を挟まずに喋りたいだけ喋らせておくこと。

それがあまりに長いと、苦痛でしかないのですが、相手は自分が話したいことを機関銃のように

すべて話せるのだから、必ず攻略の糸口が見えてくるはず。


いくらおしゃべりな人だって、いつかは黙る瞬間があります。

そのタイミングで、「じゃあ、こうしてみましょうか!」と汲み取ったかのように提案をすると

納得してもらえることが多い。


「ああいえばこういう」 やっかいなタイプも、

この方法で上手に丸く収めることが出来るわけだから、

あなたの「聞く忍耐力」がとっても重要なのです。








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2009年の単行本から、かなりのロングセラー。ありがたいことです。


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