【察する】あいづちの回数で真意を汲み取ってみる | 美月あきこオフィシャルブログ「気分はいつもファーストクラス」Powered by Ameba

【察する】あいづちの回数で真意を汲み取ってみる

会話の最中で、うなずいたり、あいづちを打ったりすることは

2WAYのコミュニケーションには欠かせないリアクションです。

まさに、「聞く態度」です。


多くの方との打合せをしていく中で、感じたことがありますので

ここでシェアします!



相手の話が終わるたびに、つまり句読点のたびにうなづき、

あいづちを打つく人がいますが、

これは少し過剰に感じてしまいます。


あいづちには、「はい」や「ええ」のほかに、

「なるほど」という言葉がよく使われます。



この「なるほど」には、一見」前向きで肯定的なニュアンスがあるのですが、

数が多くなると、「私もそろそろ話してみたくなりました」というサインに思えます。


その証拠に、相手の口から「なるほど、なるほど…」が出てきたら、

自分が話すのをいったん、(中途半端でも)止めてみて、聞く側に回ってみると、

不思議なことに相手がず~っとお話ししてくれるのです。



相手が何度も「なるほど」を言っているのに、

お構いなしで喋り続けても、相手には伝わっていないことが多く、

独りよがりの一方通行トークになっている可能性アリ。



特に、目の焦点があってなくて、 (笑)

気の抜けた、心ここにあらず風の表情で、

「なるほど、なるほど…」を連発しているときは、

実は聞いてない!

上っ面しか聞いてないと判断したほうがよいでしょう。



建設的な会話にするには、自分の伝えたいことを相手がきちんと受け止めてくれ、

キャッチボールを続けること。

ラグビーのパスのように、ゴールに向かって小さくパスし合うのがオススメ

一方的な長いお話しは、よくありませんね。


今度、誰かと話すとき、相手のうなづきや、

あいづちの回数に注目してみて下さい!

面白いですよ!!



【まとめ】

・ 「なるほど」1回・・・ 納得や感心


・ 「なるほど」2回・・・ そろそろ、喋りたい・・・


・ 「なるほど」3回以上連呼・・・ ほとんど聞いてない




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2009年の単行本から、かなりのロングセラー。ありがたいことです。


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