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利他のすすめ

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出入国時の税関ではいろんなドラマが日々繰り広げられてます。

CAのバッグから出てきた、あんなもの、こんなもの…本人にとっては必需品のグッズを

一気に紹介!((笑) 




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覚えていらっしゃいますか?

鳩山元首相が所信表明演説で引用した「4つの幸せ」を



これは、この素敵な言葉を発信された大山泰弘社長のご著書の中にあります。

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チョーク工場で良く働く障害者についてのある住職の言葉。


「人間の究極の幸せは4つです。


愛されること、ほめられること、役に立つこと、働くこと。

働くことにより愛される以外の3つの幸せを得られるのです。」




教師になるという夢を捨て、体調を崩した父の経営する小さなチョーク工場を

嫌々ながらに受け継いだ若社長(大山泰弘氏)の下に、

ひとりの養護学校の先生が訪れるところから始まります。


知的障がい者を雇ってほしいと何度も頭を下げる先生に対して、

彼は無下にも、こう言い放ちます。



「そんなおかしな人を雇ってくれなんて、とんでもないですよ。
それは、無理なご相談です」



この言葉には、彼らを蔑むような気持ちさえ込められていました。


しかし、何度も何度も諦めずに通い続ける先生に根負けして、

二人の少女の就業体験を受け入れることとなります。
1959年のことでした。

就業体験の2週間はあっという間に終わりました。
何事もなく終わったと正直安心した社長のところにある社員がやってきました。


「こんなに一所懸命やってくれるんだから、私たちが面倒見るからあの子たちを雇ってあげてください。
これは、社員の総意です」



唐突な申し入れに戸惑いながらも、社長はみんなの要望に応えて、二人の少女を正式に採用します。
これが社長を変えていった貴重な出会い。



あれから約50年、

今では、社員の約7割を知的障がい者が占めながら、業界トップの会社に成長しています。


この二人の少女は本当に一所懸命働きました。
雨の日も風の日も、満員電車に乗って通勤してきます。
そして、単調な仕事に全身全霊で打ち込みます。
施設にいれば楽に過ごすことができるはずなのに、

こんなにつらい思いをしてまでなぜ工場で働こうとするのだろうか?


大山社長には不思議でたまらなかったそうです。
その社長の疑問を解いてくれたのが、前述の法要のために訪れた禅寺の住職でした。


働くことで得られる4つの幸せ



実は以前、テレビ東京のカンブリア宮殿にご出演された回を見て

いいお話だなあと思いました。

しかし毎日の仕事に忙殺される中、見事に忘れてしまっていました。

今回このご本に出会い、最後までじっくりと読ませていただいたのもご縁。


今度は忘れまい、と手帳に書きました。



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今年亡くなった私の父も、障害がありました。

今回のご本に出てくる方とはシチュエーションもバックグラウンドも異なりますが

仕事、以外のところでも大いに考えさせられました。



表紙の裏にあった言葉も グッときます。



「人生とはシンプルなものだ―。
 

この世に生を受け七十八年。

自らの人生を振り返ったときに、しみじみそう思います。
 

“利他のこころ”で生きれば、必ず幸せになれる。
 

      これに尽きるのです」



利他のすすめ~チョーク工場で学んだ幸せに生きる18の知恵/大山泰弘
¥1,470
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本当に含蓄のあるいい本です。

時間さえあれば、何度も読み返したくなる本。


ベストセラーになった本なので、既にお読みの方も多いとは思いますが

まだの方、是非読んでみて下さい。



仕事や人生に対する考え方が変わり、ふっと軽くなります。

こんな素敵な良書をお送りいただいた WAVE出版のご担当編集者、田中様に感謝申し上げます。