一年間の活動休止。

皆さん有難うございました

飛び立って行きます

一年後に必ず帰ると約束して
輪廻する時間の中で足早に通り過ぎる彼女に

表情は浮かばない それは彼女からアイデンティティーが取り除かれたではなく

もともと彼女にアイデンティティーは存在しない

何かを捜すかのように遠くに向ける視線ははるかに越えて

暗がりを見据える

ガラスの箱に入れられた冷淡な置物は相対的

宇宙のごとく絶対的なそれに対して

時間によって曲がったり歪んだりする
なんとなく、春を感じるこの時期。

夕焼けにふるさとを聴けば、風情を感じるように

陽だまりに春の匂いを感じれば別れを想う。

失う楽しかった日々と

小さな期待と大きな不安を抱えて

長い長い人生の通過地点を颯爽と通り過ぎていく。

君が名残惜しげに言う

「さよなら」

言わなくたって、解ってる。

ただ、言葉にすることで改めて実感。

さよなら、なんだ…

突き刺さる詞に抵抗しつつも何もできないと知っている自分が不甲斐ない。

きっと、何日か経ったら

今感じたことも何もかも忘れてるよ。

たった今だけ

のはずなのに、零れる涙。

もう忘れるよ。

さよなら。

さよなら